右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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単純報道の洪水が民主主義を腐らせる
一時、テレビのニュースやワイドショーでは中国毒入り餃子の報道で一色だった。

ゴールデンタイムのニュース番組でも、真相解明といいながら、工場を模したセットまでこしらえて製造過程を再現して見せたりしつつ、「誰が犯人か」を推理してみせていた。

警察やら中国の公安当局だかがまだ捜査中で、はっきりしたこともわかっていないのに、まるでマスコミがそれ以上の事実を知っているかの如く、あくまで想像にすぎないものをご大層にやっていたわけだが、そんなニュースを延々と見せられて私は少々うんざりしていた。

もっとはっきりしたことを報道してくれと。君らマスコミの探偵気取りの推測など聞きたくないと。

と思ってウンザリしていたら、こんどはイージス艦と漁船の衝突のニュース。もちろん、これも大事件だから大きく報道されて当然とは思うが、これもまたバカの一つ覚えみたいな報道の洪水。

そして、また同じく事故を再現してみせたり原因をさぐってみたりと、そこに私の嫌いな(昔は嫌いではなかったんだが)防衛大臣経験者の女風見鶏政治家まで出して、各局が似たり寄ったりの報道を、これまたしつこくやっている。

と思ったら、今度はロス疑惑か・・・
マスコミが短期間にある一つの目立つネタに飛びついて、報道がそれ一色になってしまうというのは今にはじまったことではないし、仕方ないのかもしれない。

しかし問題なのは、政治がそれ一色、短期間にたった一つの争点についてばかり過剰に取り上げられる、しかも内容は空疎で底が浅いということが政治を崩壊させている。

というもの、ここ最近の国会議員の選挙の争点はどうだったか。

衆議院「郵政」解散、参議院「年金」選挙、そして今ささやかれているのが衆議院「ガソリン」解散!?

マスコミを覆っている選挙のテーマは、みごとなまでにたった一つの争点しか論じられていない。

その瞬間瞬間に目立ったたった一つのテーマで議席を決めてその後はまた、瞬間瞬間の「支持率」をひたすら追いかけて回るマスコミ。

世論という名の瞬間的な気分の盛り上がりや一時の流行や、ひどいものになると多数派のたんなる欲望にすぎないものを権利と僭称して煽る、そんなものに政治をゆだねてまともであれるはずがないだろう。その究極の形が直接民主制のアメリカ大統領選挙だろう。

マスコミに出ている人間は、トップを有権者が直接選べる大統領制や、政策を有権者が直接選べるマニフェスト政治=直接民主制を素晴らしいことであるかのようにしか取り上げないが、これは危険なことだ。

そういう選び方をすると、人気主義に陥りがちだし、韓国の大統領選挙みたいに、直前の事件でわーっと結果が決まってしまう、所詮はそんな選び方をされたにすぎない人間があまりにも巨大な権限を持ちすぎてしまう。

だから日本やイギリスのように間接民主制、議会制民主主義がより優れていると思う。ただし二大政党制はだめだ。

有権者は自分たちの代表として信頼できそうな人物を国会に送り、首相や政策については国会での決定に委ねる。

もちろんこの制度とて弊害や欠点はあるに決まっているが、そうしたものよりも、直接民主制のほうが優れているという根拠はほとんど無い。

マスコミが頻繁に世論調査などやり、矮小な議題についての単一争点ばかり集中して論じるようになって、政治が良くなったとは到底言えないだろう。

ならばどうすれば良いのかという話になると思うが、とりあえずはこの「直接民主制」への流れを警戒して、それに歯止めをかけることと、マスコミ報道のありかたに、国民がもっと批判的であること、自分たちの欲望ばかりを政府にぶつけず、自分の能力に応じた範囲で義務について考えること、あたりから少しずつはじめるしか無いのではないか。

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