右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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何がKYだ!
最近はKYという言い方があるようで、今年の流行語大賞の候補か何かになっていたように思う。少し前にKYと聞いた時は、サンゴ事件の話?かとも思ったら(笑)、そうじゃなくて空気のK、読めないのYで、空気読めない=KYということらしい。

私はこの「空気が読めない」という非難の仕方が大嫌いである。
たしかに日本人はまわりに同調することによって、まわりの目を意識することによって道徳なり行動様式なりを身につけて、それにはずれることを恥とした、そのようにして常識を身につける習性があるのは確かだし、それはそれで結構なこと、一神教の神を信じているわけではないから、そういう常識や道徳の身につけ方は大事にしなければならないだろう。

しかし、最近では常識も道徳も崩壊している。そういう中で、善悪とは関係無しに空気を読む習性だけはしっかり生き残っている、そして安易な多数決、議論無しの空気を読んだだけの間違った民主主義が横行しているから、空気を読めない人間が浮いてしまうのだろう。

ところで最近の世の中の風潮として気になっているのは、とにかく勝ち馬に乗れ、勝てそうなほうにつけ、そういう流れである。卑怯者、自己保身に走るものがそれだけ増えているということだろう。

わかりやすいのが自民党だ。安倍首相を担ぎ出したときだって、当時は世論調査で70%の支持率だったわけだが、人気がありそうだ、勝てそうだとなったら、自民党の中の大半が安倍支持にまわった。

そこには政策も理念も何もなく、ただ、空気を読んで勝ち馬に乗った、ほとんどの自民党議員はそういう行動を取ったわけだ。

そして今回も、福田が勝てそうだとなれば、もう自民党のほとんどの派閥は福田支持にまわった。ものすごくわかりやすい。

郵政造反組などは空気を読めない議員の典型だったようで、郵政法案がおかしいとわかっていた議員でも、空気を読むのが得意だったやつは、ちゃっかり生き残っている。

安倍首相は空気を読めなかったと言われて批判されているが、それはそうかもしれないが、むしろ、空気を読もうとしすぎて疲弊してしまったというほうがあたっているだろう。

首相ならば、空気などよまずに自分から空気を作るくらいのことをしないとだめなのに、世論の空気、党内の空気、アメリカの空気、小沢一郎の空気を読もう読もうとばかりして、へとへとになったに違いない。

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それから、空気を読むと言うことで言えば、やっぱり大半の日本人はそういう習性を持っているから、とにかく学校ではいじめられないために皆が空気を読むのに必死らしい。

そこには善悪も真偽も美醜も関係ない、ひたすら「多数の空気」はどこにあるか、勝ち馬に乗れるのはどっちか、そういう感覚が支配している。

そして、空気を読み損なったもしくは読めない少数者は、悪でも偽でも醜でもないのに、ただ多数の側につけなかったという理由だけでいじめられ排除される。


まわりに同調して常識をつちかうというのは結構だと思うが、時には多数が間違っていることを、空気を読まずにおかしいと指摘してみせることだって必要だろう。

そうして排除されようとも、そういう行動をする人がいればこそ、間違いに気づけるというものだ。

郵政造反組の一部、郵政の利権とは何のかかわりもない、郵政族でもない議員で郵政民営化法案が純粋におかしいという理由で反対した議員らが自民党を追い出された。

彼らのその行動によって、私に「空気ばかり読む人間は卑怯者である」ことを気づかせてくれた。

空気を読むなど糞食らえ、俺が空気を作ってやる、それくらいの根性を見せてくれ。といってもマスコミがアホだから無理だろう。

まともな人間にとっては、今の世の中、常に勝ち目のない戦いの連続だ。

日本人は空気を読むことばっかりに神経を使うのではなく、もっと、何が真で何が善で何が美なのか、正しいものは何なのか、そういうことを少しは日頃から考えて、そういうことに神経を向けるべきじゃないのか!?
コメント
この記事へのコメント
正しい意見
を言うのは難しさがある。
現代社会において、正義感は馬鹿正直となる。
「正しいか否か」の思考が停止し、「得か損か」の思考だけが動いている。

「正しい」ことを実際に行うには、「勇気」がいる。その勇気を持たぬ者を「腰抜け」という。そして腰抜けの自覚すら忘れた者を「卑怯者」と呼ぶ。

浅学な愚生に「真・善・美」は語り難しですが、判断に躊躇した時は、迷わず「美」意識を優先します。その思考、判断、行為が「美しいか否か」
「美」の判断基準…

敬愛する福田恒存氏曰く

『一時代、一民族の生き方が一つの型に終結する処に一つの文化が生まれる。
その同じものが個人に現れる時、人はそれを教養と称する』
Ma.wakizasi | URL | 2007/11/20 (火) 13:20:40 [編集]
復活、とてもうれしく思います
これからも、楽しみにしています

KY・・・本当によく耳にしますよね
小学生から、年配の方まで口にしています
私も、たまに言われます;

正しいものはなにか、すごく心にしみました
私は弱い人間なので、人に流されそうになることが
ありますが、これからも勉強させてください
成長できるように頑張ります
カルロス | URL | 2007/11/21 (水) 23:17:51 [編集]
K読むなら「極説」
本当に、きもち悪い「空気読み」です。この「空気読み」というのは、山本七平氏の解き明かした日本人特有の「空気」などとは違って、何か、こう、東アジア独特の臭いのようなものが感じられます。

かつて、米軍は、戦後醜くも敵将マッカーサーに媚びた日本人の心理を東アジア特有の「事大主義」によるものと解したようですが、はたして支那・朝鮮のごとき「事大主義」が、今日本に「空気読み」として存在しています。

武士道は忘れ去られ、東アジア的事大主義だけが根を強くして日本人を変質させています。それに対して、己の良心を守るために命を賭す者がいても、大衆は気狂いとしか受け取りません。なんだかむなしくなります。

だからこそ、この素晴らしいエントリーを書かれる日村様が、ここに復活されたことが日本にとっての救いなのだと、私は信じます。
織館うゑし | URL | 2007/11/23 (金) 00:35:31 [編集]
KYなる単語がネットの世界であるのは知っていましたが、
いきなりマスコミが使い始めたのには驚きました。
これって私にとっては差別用語の範疇に入るものです。
理由は、具体的な根拠のない批判だからです。
事実を示さず、さもそれが世間の多数派のような印象を与える悪質な批判に見えてしまうのは私だけでしょうか。
はまちゃん | URL | 2007/11/23 (金) 10:58:06 [編集]
  各方面のブログ様への投稿ご容赦下さい。
 政治ブログ「熊川ビジョン」です。
 現在、全国規模で勢力を拡大している霊感商法団体の情報を当ブログに掲載しました。
 マスコミ等が全く報じていないだけに大きな問題だと考えます。
 何卒、ご一読下さりご注意して下さい。
 http://blue.ap.teacup.com/kumagawanaotaka/
くまがわ直貴 | URL | 2007/11/23 (金) 22:11:33 [編集]
再開おめでとうございます
日本のいじめの問題ってどこから持ち込まれるのか?とか考える前に根本的に「空気を読め!」というものが常時潜在しているからなのですね。

「空気を読む」という言葉にマイナスイメージが付きまとうのは、そういう卑しい心根が見え隠れするから・・・自分にもたくさん経験あることなので、なるほどと思いました。
幻士郎 | URL | 2007/11/25 (日) 10:39:41 [編集]
コメントくださった皆様・・・

このブログを再開した大きな理由の一つに、(ある方から指摘させて気づいた事ですが)、私のブログにコメントくださるコメントの内容とレベルが、他のブログに比べると、遙かに質が高い、コメントを読むだけでもかなり勉強になる、そういうコメントが見られなくなるのは残念だ、というものがありました。

今回のコメントなど、まさにその通り、すばらしいコメント、ありがとうございます。

そうしたコメントを今後も期待して、何とか週に2,3回くらいのペースでは続けてゆきたいと思います。
日村・マッコイ・管理人 | URL | 2007/11/26 (月) 08:36:00 [編集]
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