右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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安倍首相の靖国神社参拝を希望
さて、従軍慰安婦の問題について色々書くのは他のブログの皆さんにおまかせして、私は一足早く、安倍首相の靖国参拝を求めて行きたいと思います。首相の参拝、忘れたとは言わせますまい!

春の例大祭まであと1ヶ月ほどです。靖国神社には大東亜戦争の戦死者だけが祀られているわけではありませんから、例大祭での参拝が一番良いと思います。三木総理までの歴代総理はみなが例大祭に参拝していたはずです。

ということで、しばらくは移転前の旧ブログから靖国関連のエントリーを転載することにしたいと思います(手抜き)。というかまだこのブログに移ってから、靖国関連のエントリーがないことに気づきました。これではイカン、ということもあります。

では、今日は「反靖国派」のバイブルとなっている高橋哲哉氏の「靖国問題」を、バーチャル討論会として取り上げてみたいと思います。
「靖国問題」バーチャル討論会

今日は、高橋テッチャン先生をお迎えして、靖国問題について討論したいと思います。テッチャンと言えば、ちくび新書から発売された「靖国問題」が異例の26万部以上の売り上げとなったことでも話題をよんでいます。



こんにちは。高橋です。「哲学」で靖国を斬ります。



司会は私、カーク船長が務めさせていただきます。討論にはドクターマッコイとミスタースポックにも参加していただきます。



マッコイです。



スポックです。



それでは、高橋先生に、さっそく靖国神社の問題点からお話いただきましょう。



まず、皆さんはっきり認識していただかなければならないのは、靖国神社とは戦争に国民を動員するための装置だったという事です。



はぁ?



靖国神社に戦死者が祀られると、遺族の悲しみが国家的儀式を経ることによって、一転して喜びに転化してしまうのです。悲しみから喜びへ。不幸から幸福へ。まるで錬金術によるかのように、「遺族感情」が180度逆のものに変わってしまうのです。



ほぅ。つまり、感情の錬金術によって戦死の悲哀を幸福に転化してゆく装置にほかならないということですか?



その通りです。ですから、靖国神社は戦死者の「追悼」ではなく「顕彰」こそが本質的な役割なのです。そのことにより、国民を戦争に動員しやすくし、結局は国家が戦争を遂行するための装置であると言えます。



馬鹿な事を言うんじゃない!!!



私は靖国神社が戦死者を顕彰するところだという高橋先生の指摘はその通りだと思いますが、それは日本に限らずどこの国でも近代国家となった以上は戦争というものを避けられなかったわけで、戦争で戦ってくれた方々を顕彰するのは当然のことだと思います。弱肉強食の帝国主義の時代に戦争ができる国になっていなければ現在の日本はありえませんし、むしろ植民地化されて滅んでいたでしょう。そのためによく戦ってくれたと顕彰するのは当然の礼儀です。



ああ、そりゃ、そうだよなぁ。



いいえ、靖国神社によって国民を洗脳し、間違った戦争に国民を動員するための装置だったのです。そのために感情の錬金術を行う装置だった。このことは、昭和10年代の子供を亡くした母親の言葉からもわかります。彼女たちはこう言っています。



「ほんとうになあ、もう子供は帰らんと思や、さびしくなって仕方がないが、お国のために死んで、天子様にほめていただいとると思うと、何もかも忘れるほどうれしゅうて元気がでますあんばいどすわいな」

私はバルカン人ですから地球人のような感情がありませんが、長年地球人の感情について観察してきたところから判断して、それは感情の抑圧にすぎないと思われます。



そりゃ、そうだ。


つまり、悲しみが喜びに転換したわけではなく、亡くなった悲しみを乗り越えるために、私的には悲しみつつ、公的には名誉だと言っている、遺族の感情はその間を行き来しているにすぎないと考えるのが妥当でしょう。



そうだとも。高橋氏は、遺族の後半の言葉から額面通りに喜びしか読みとっていないが、それで自分の子供も戦死させようかなどと願う人が本当にいると思っているのかね!?



いずれにしろ、戦死による遺族の悲しみをまぎらわせる装置ではあると思います。そのことおよび、戦死者を顕彰することによって、彼らの後に続く国民を動員するための、つまり戦争遂行のための装置であると言えます。



馬鹿な事をいうんじゃないよ!!



ドクター、冷静に。つまり、高橋さんの主張は、二度と戦争を繰り返さないためにも、戦死者を国家が追悼というか、「顕彰」・・・ですか?それをすべきでない、そうすることによって、戦争は防げるということですね。



そうです。国民が戦争に動員されるような事をくりかえしてはいけません。



バカな!今の日本には徴兵制があるわけでもないし、靖国神社に首相が参拝することがどうして国民を戦争に動員することにつながるって言うんだ!だいたい戦争をするかしないかを日本だけが決めるのか?日本に軍隊さえなくなれば日本は戦争にまきこまれないと言うのか?北朝鮮や中国が攻めてきたらどうするんだよ。



高橋先生の論理ではこう言うことになります。・・・そもそも警察があるから警察の不祥事がおきるのだ。だから警察をなくしてしまえば不祥事はなくなる。捕まえる警察がいなければ、捕まえられる犯人もいなくなり、犯罪もなくなる。これで世の中が平和になる。・・・これは実に、非論理的です。



あ、グッ!



ここで、二十五歳で特攻隊貝として戦死した植村真久海軍少尉が妻に託した愛児への手紙を紹介しましょう。



 素子、素子は私の顔をよく見て笑ひましたよ。私の腕の中で眠りもしたし、またお風呂にも入つたこともありました。素子が大きくなつて私のことが知りたい時は、お前のお母さん、佳代伯母様に私の事をよくお聴きなさい。

 私の写真帳もお前の為に家に残してあります。素子といふ名前は私がつけたのです。素直な、心の優しい、思ひやりの深い人になるやうにと思つて、お父様が考へたのです。

 私はお前が大きくなつて、立派な花嫁さんになつて、仕合わせになったのを見届けたいのですが、もしお前が私を見知らぬまま死んでしまつても、決して悲しんではなりません。

 お前が大きくなつて、父に会ひたい時は九段へいらつしやい。そして心に深く念ずれば、必ずお父様のお顔がお前の心の中に浮びますよ。父はお前は幸福ものと思ひます。生れながらにして父に生きうつしだし、他の人々も素子ちやんを見ると、眞久さんに会つてゐる様な気がするとよく申されてゐた。またお前の伯父様、伯母様は、お前を唯一つの希望にしてお前を可愛がつて下さるし、お母さんも亦、御自分の全生涯をかけて只々素子の幸福をのみ念じて生き抜いて下さるのです。必ず私に万一のことがあつても、親なし児などと思つてはなりません。父は常に素子の身辺を護つて居ります。優しくて人に可愛がられる人になつて下さい。

 お前が大きくなって私のことを考へ始めた時に、この便りを読んで貰ひなさい。

昭和十九年○月吉日

植村素子へ                       父

(追伸) 素子が生れた時おもちやにしてゐた人形は、お父さんが頂いて自分の飛行機にお守りにして居ります。だから素子はお父さんと一緒にゐたわけです。素子が知らずにゐると困りますから教へて上げます


この文章からは、崇高さや愛情ばかりでなく、抑制されているだけにかえっていっそう痛切な悲しみが伝わってくることが、感情のないバルカン人であるこの私にも容易に想像できます。



これを読んであんたは、また戦争がしたくなったり、連合国に復讐したくなったりするとでも言うのかね!?



それは、私はもちろん毛頭そんな事は思いはしないが、大衆は欺かれるかもしれませんよ。



正体をあらわしたな!所詮、君は「自分はあざむかれないが大衆はわからん」という愚民思想の持ち主だな。



キ~!!!なんにせよ、日本の場合は国家が戦争責任をきちんと果たして、憲法9条を現実化して、軍事力を廃棄する必要があるんだよ!そのために、靖国神社はダメだし、国立追悼施設だってダメ、ともかく戦死者を顕彰しては絶対にいけないんだぁあ!!!



それが「哲学」かい!



実に、非論理的です。



もうテッチャンの正体もわかった事ですし、そろそろお引き取り願いましょう。ありがとうございました。



(参考書)
靖国問題 靖国問題
高橋 哲哉 (2005/04)
筑摩書房

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首相が靖国参拝してどこが悪い!! 首相が靖国参拝してどこが悪い!!
新田 均 (2005/08/02)
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コメント
この記事へのコメント
ありがとうございます
とても判りやすい高橋哲哉批判をご提示いただき、感謝いたします。
サヨは英霊の顕彰が軍国主義に繋がるという主張をしますが、これは私は詭弁だと思うし、また真理は真逆だと思います。身を賭してまでこの国を守ろうとした英霊を偲ぶことは、即ちこの国と国民を愛し、慈しみ、大切にしなければならないという意識を醸成するものであると思うのです。

我が国の民は、いつ真実に目覚めるのでしょうか。
そのためにも安倍総理には、國神社の春季例大祭に参拝していただきたい、と思います。

じょーい | URL | 2007/03/13 (火) 17:29:46 [編集]
じょーいさん、コメントありがとうございます。

安倍総理には、靖国社の春季例大祭に参拝していただきたいですね。国の代表が国民を代表して国の伝統的な儀礼作法で堂々と戦死者を顕彰できるようなまともな国にはやくもどってほしいと思います。
日村秋介 | URL | 2007/03/14 (水) 08:47:59 [編集]
とにかく慰安婦問題については、小林よしのり著「戦争論2」の「総括・従軍慰安婦」を読んでみてほしい。
あらゆる関連本の中で一番良い。
この問題の全容も把握できる。
| URL | 2007/03/14 (水) 10:26:41 [編集]
私の夫は、兄を戦死者に持つものですが、東条英機等の戦争開始にかかわった戦犯たちが合祀されてからは、参る気がしないと言っています。(その以前には、母を連れてお参りしたことも有ったそうです。)
昭和天皇も、東条等の合祀に不快感をお示しとの事で、それから靖国にお参りなさっておりませんね。
大東亜共栄圏の構想が理想として整っていたからと言って、それを実現させるためと称して、暴力(軍と言うのは暴力を使う所と言う意味で)で持って実現させようとするのは、マルクスの資本論が整っていると言いう事で、暴力を持って革命を強行した、共産革命と同じではないでしょうか?そんな事をして造った政権は、お題目は立派でも、実質が伴わないものとなり、終には崩壊したソ連のようになるのが落ちだったのではないかと思います。
こちらのブログを見せて頂いて、他の右翼のものとは少々違って潔い所があると思いますが、あの戦争の醜い部分を故意に見逃しておられるのではないかと危惧する次第です。
戦争と言うのは醜いことの横行する所である事は、逃れられない事実であり、これこそが一番の問題点だと言う事を無視しては、同じ間違いを繰り返す事になるのではないでしょうか?
理想として掲げるものは、大抵の場合素晴らしいものに決まっているのです。だからその理想の優劣など大した問題ではないと思います、事、戦争に関する議論の時は。
わこ | URL | 2007/04/29 (日) 10:05:14 [編集]
戦後の世の中、みんなして東条は悪者だとか戦争の責任があるとか、彼が中心になって戦争にかりたてたなどという一方的な声が多くなれば、遺族もそれに流されて兄上のように思われるのではないかと思います。

昭和天皇だって、私は陛下の御心と言われているものが本当かどうかあやしいと思っていますし、どっちにしろ、まさかご自身でインターネットで戦争について調べてものを言っていたわけではないでしょうし、戦後の風潮とかそういうものに流されて、もっと言えば入ってくる情報をコントロールすればむしろ天皇陛下の言動というのはコントロールされやすいもので、正確な事情をわかっておられなかったのでしょう。

それに、責任の問題ならば東条とか指導者だけになすりつけてすむはなしではないと思います。

大東亜共栄圏のことを色々批判されていますが、では日本はあの当時、何をすれば良かったと考えておられるんですか?

近代化に成功して国内の人口が爆発的に増えて、外に活路を見いだすしかなかったわけです。

国内では、それこそ「世論」が欧米人のアジアでおこなっている激しい差別や植民地政策に対する怒りで沸騰していたわけです。

アメリカでは日系移民も排斥され、明らかにアメリカは日本を敵視していたことにたいして、「世論」こそが一番怒りで沸き立っていたわけです。

そういう状況でも、ただじっと国内にとどまって、多数の失業者や餓死者が日本にでてもかまわなかったと?

アジアは欧米の植民地のままで良かった、欧州やロシアなどの好き勝手にさせておけば良かったとおっしゃるのですか?

それか、そもそも、もっとさかのぼって明治維新などせずに江戸時代のままのレベルでいて、日本も欧米の植民地にされていれば良かったと?

日本が出なければ、アジアは西欧やロシア、アメリカに食い物にされていただけでしょう。そこで何か積極的な役割を果たそうと真剣に思いを馳せたことについては現代人は見習うべきです。最終的には暴走もあり失敗だらけであったとしても、です。

戦争でしか物事を解決できなかった時代に、もっと言えば暴力には暴力で対抗するしか無かった時代に(基本的にそれは現代でも変わっていないと私は思いますが)、他にどうすれば良かったと言うのですか?

同じ間違いを繰り返すとおっしゃいますが、間違いとは何ですか?戦争をしたことが間違いだとおっしゃるなら、その考え方こそ間違いですよ。

戦争以外に方法はありませんでした。今だって戦争をしなければならないことはあると思います。

大事なのは、戦うべき時かどうかの判断を間違えない、その判断力を持つことです。

戦争そのものが間違いだとか、すべての戦争が間違いだという意見には同意できません。
日村春介 | URL | 2007/04/29 (日) 10:29:04 [編集]
御説、正論であろうと思います。
しかし、他に方法はないと思い込んでいたのは、思い違いだったことが、戦後証明されましたね。
日本人はこの狭い日本において、未曾有の豊かさを体験させてもらいました。
少なくとも、他を食い物にして生き残ろうと言う考え方からは、良いものは生まれないと思います。
もっと建設的な方法に活路を求めて、それで駄目だったら、諦める、と言うのでなかったら、これからの、地球規模での環境汚染による受難の対策は、民族間の殺し合いしかない事になり、例え生き残っても、生き地獄となってしまうのではないかと危惧しています。
そして、其処まで行かない時でも、アメリカ等の軍需産業立国の国から仕掛けられて、万年戦争に狩り出されるのではないかと危惧しています。
その罠にかからない為にも、好戦的な気風は,厳に慎むべきかと愚考しているのですが?
わこ | URL | 2007/04/29 (日) 11:23:10 [編集]
>しかし、他に方法はないと思い込んでいたのは、思い違いだったことが、戦後証明されましたね。

いやいや、勝手にあなたがたの脳内で証明された気にならないでくださいよ、全然証明されてませんよ。その証明が間違いだと、それを私はさんざん言ってるでしょう。

まあ、わこさんおっしゃっているのは、ようするに日本人など滅びればよかったと、戦争したり他国からちょっとでも収奪するくらいなら今後も日本人など滅びてかまわないとおっしゃる、自分もそれで滅びて一向にかまわないと言うなら、そういう人たちだけで独立国を付くって勝手にやってください。

しかし、そのためにも、独立を守る武力闘争なり何なりの戦争は必要だと思いますがね。

そもそも、環境汚染環境破壊は戦争だけでありません、人間の文明と環境の共存はそもそもが無理なんですよ。

わこさんのおっしゃっていることは、日本人にせよ、人類にせよ、綺麗に滅びてしまえという理屈だと思います。

そういう無責任な考え方は、そういう考え方の人たちだけが自分たちの意志で勝手に自滅するのはかまいませんが、私はご免ですね。
日村春介 | URL | 2007/04/29 (日) 11:44:02 [編集]
滅びれば良かったなどとは思っていません。
只、滅びるものなら、戦争をしても、しなくても滅びるのだから、できるだけ仲良く生きる算段をした方が、賢いと思うと言う事です。
戦後物質的には、証明されたと思いますが?
そして、その目的で、大陸に進出したと仰っていたかと思いますが?
それから、私も申し上げましょう。そんなに戦争をしたかったら、イラクにでも、パレスチナにでもお行きになれば?と。

ところで、私も1943年生まれです。
何となく親しみを覚えましたので、ついでながら。
わこ | URL | 2007/04/29 (日) 14:09:52 [編集]
私は靖国から先の大戦の指導層は除外すべきだと思います。つい、この間まで合祀賛成派だったのですが、中曽根から河野、安部にいたる無責任ぶりを見て、これはいかんと思い直しました。「死者に鞭を打たない」思想は結構なのですが、「偉ければ生者にも鞭をうたない」思想に完全になりさがっていて、これは戦前も同様であると確信するようになりました。阪神大震災時の兵庫県知事が叙勲を受けたそうですが、官僚出身で出世をしてれば、危機の時の不始末もお構いなしなんですな。戦前は、今以上に官僚国家でした。指導層には敗戦責任はないと思いますが、兵士が戦地で餓死するという指揮のメチャクチャぶりは、当然指弾に値すると思ってます。
popper | URL | 2007/04/29 (日) 22:35:08 [編集]
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