右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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規制緩和をやめよ!
最近では以前にもまして、弁護士が重宝されるようになってきました。今後ますます弁護士は活躍の場を広げるようになる事でしょう。

これは社会がどんどん悪くなっている証拠です。規制緩和によって政府の事前調整をやめれば経済犯が頻発したり安全性が犠牲になったりします。

そして道徳の破壊も社会を不安定にして犯罪を誘発します。

規制緩和と道徳破壊によってひたすら自由を拡大すれば犯罪が増えるに決まっています。結果的に法律だけがどんどん網の目のように張り巡らされるわけです。結局、全体としては規制が強化される方向へ向かわざるを得ません。ようするに「ただ変えて混乱させただけ」ということになりがちです。
今までの規制緩和の失敗は単に法の整備を怠ったためであり、今後は法を整備してゆけば問題ないという程度の認識の人間が多すぎます。

しかしそもそも法律の制定には時間がかかりますから、変化の早い社会では結局のところ法律が追いつきません。従って決着は法廷へと持ち込まれ、裁判が増えるでしょう。

また、法律はルール違反を犯した人間を処罰する(ことによって犯罪を抑止しようとする)ものにすぎませんから、被害者の救済は行われません。

そこで被害を回復したいと思えば民事訴訟でもおこして損害賠償請求するというように裁判で闘わなければならなくなりますから、これまた裁判が増えるでしょう。

結局、法廷が戦いの舞台となって、泥沼の闘争が延々と繰り広げられ、最終的には有能な弁護士を雇ったり情報を収集できる側が勝つ、弱肉強食の世界になるわけです。

秩序の維持のためには「道徳」と「行政による規制」と「法の処罰による犯罪抑止」などがあるわけですが、道徳は破壊されてすでに残骸しか残っていませんし、エコノミストによって叫ばれた規制緩和により事前調整能力が破壊されてしまった現代においては、ひたすら法を強化するしかなくなっているわけです。しかし法律だけでは社会の秩序は維持できないのです。

これからは(道徳や規制による)事前調整をやめて、事後チェックで十分だという乱暴な意見がまかり通っています。正気の沙汰とは思えません。

これはまぎれもなく日本がろくでもない国になりつつある事の証だと思います。

規制を緩和して新規参入を増やして競争させれば良くなる・・・そんな単純思考の人間が大手をふってえらそうな事を言ってきたのです。彼らはこのニュースをどう捉えるのでしょうか?

<バス業界>労基法違反、行政指導4倍に 規制緩和後に急増

タクシー業界だって規制緩和して滅茶苦茶になったでしょう。

日本はもともと規制が多いというのは半分はデマです。色々な規制がアメリカなど外資が日本で商売するのに邪魔だからなくせとアメリカに言われるがまま緩和しているというのが半分。残りの半分はアメリカかぶれのエコノミストたちがアメリカの真似をしたがるというのが半分だと思います。

あとは経済人・財界人が規制緩和をビジネスチャンスと捉えて促進してきたということもあるでしょう。結局彼らは自分の目先のビジネスの事しか考えていないのです。その代償として社会がどれだけ混乱に陥ろうが知ったことではない、混乱してくれればそれこそむしろビジネスチャンスだと思っているような人も少なくないでしょう。そういう状況であればこそホリエモンやら村上ファンドが「活躍」できたのです。

彼らがやった事は「法律違反」としてはたいした罪ではないみたいですから、またすぐ出てくるでしょう。そして再び祭り上げられて「活躍」しだすのではないかと思ったりもします。まあ弁護・擁護する人は後を絶たないでしょう。

ところで経済の話だけでなく、今、大学の数も規制緩和でどんどん増えています。これから少子化で子供が減るというのにです。そして大学どうしに競争させてダメなところはつぶれて良いところが残るという発想なのです。

だいたい少子化なんだから数を増やさなくても遅かれ早かれ大学間の競争ははじまるのですから、そこに数まで増やすというのは正気の沙汰とは思えません。

バカも休み休み言ってくれと。そんなに大学を増やしたら、受験生の競争がなくなってしまうだろうと。

そして潰れたら、そこの経営者や職員はまあ仕方ないとしても、学生が一番困るでしょうし、不良債権みたいものがものすごく増える訳です。それが日本の経済の足をひっぱりかねない事にだってなるかもしれないでしょう。

大学の数を今どんどん増やしているのは「無駄な投資」です。

すべきなのは、大学の数を減らす方向、統合・再編して職員の数も徐々に減らす方向へ持ってゆくことです。そして、あくまで徐々に長期計画でそういう方向へすすめて行くことが重要なのです。

今は規制緩和というイデオロギーに取り憑かれたエコノミストや財界人が政府にたいして影響力を持ちすぎています。特に財界人はオリックスの宮内氏みたいに、それを自分のビジネスチャンスとして最大に利用しています。

他人の既得権を批判して規制を緩和させておいて、今度はそれにかわって自分がその利益にあずかる。そういう恥知らずな人間がトップにいるような、そんな人間ばかり増えている今の財界人がこれ以上政治に口をはさむことを許し続けるならば、日本は腐ってゆくだけです。

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コメント
この記事へのコメント
最近、調停の数が減ってきているという話しを、よく聞きます。

それと、日弁連が各法律事務所に行ったアンケートによると、今後弁護士の登録数が大幅に増えるのに、求人の数が増える見込みが殆どないという結果が出てしまって、日弁連が、求人を増やすよう各所に強く訴えているそうですね(笑)

なんだかなぁ。
ビーチクリック | URL | 2007/02/23 (金) 17:52:51 [編集]
>ビーチクリックさん
はじめまして。
どうも弁護士にも色々とあるようですね。M&Aを専門に扱っている弁護士は今や仕事が殺到してうはうはらしいという話も聞いたことがあります。

司法試験の合格者数も700人から1200人まで増えたんでしたっけ?ようするに、これからは裁判をバンバン増やすぞという、そのための準備だろうと思います。

裁判を増やすよりも裁判を極力しなくてすむ、事前調整型の社会にすべきだと私は思います。
日村秋介 | URL | 2007/02/26 (月) 09:32:02 [編集]
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