右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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「涙しか出さない男」と「金を出す男」
年明けから、更新がとぎれとぎれですみません。冬は調子が悪いです。まあ元気ですが。レスもほったらかしですみません。とりあえず今日は更新だけしておきます。

夕張破綻に見る、みのもんたと松山千春についてです。

まずはこのニュース、みのもんたについてです。

みのもんた財政破たん夕張市で男泣き (日刊スポーツ)

 みのもんた(62)が財政破たんした北海道・夕張市を訪ね、市民が置かれた状況に男泣きした。17日、報告会見を行ったみのは「人工透析が必要な人が30人もいるのに病院もなくなる。死ぬだけじゃないか。夕張は、政治に裏切られた悲劇そのもの」と怒りをあらわにした。

 政治家、公務員による税金、年金の無駄遣いを検証するTBS特番「みのもんたの激ズバッ!ほっとけないSP」(24日午後6時55分放送)のメーンキャスターとして、市民へのしわ寄せが象徴的な夕張に足を運んだ。12万人いた市民が10分の1になった雪深い街にショックを受けたみのは、80歳を超えて1人住む市民の姿に「涙が出た」。

 みのの現場リポートは、初期のフジテレビ「なるほどザ・ワールド」以来約20年ぶり。「久しぶりで新鮮だった。マイク1本持って街に出ていた文化放送時代を思い出したね。これからも現場に出たい」と意欲的だった。


夕張に関しては、たしかに住民もかわいそうですが、行政関係者もかわいそうだと私は思いますね。まあ役人に同情まではしませんが。彼らは特別無能だったわけではなく(もちろん有能でもなかったでしょうが)、夕張に限らずどこにでもいるタイプの平凡な役人でしかなかったでしょう。平凡なことを罪というのも、ちょっと酷かと思います。

そもそも夕張など、人口も少なく産業もなければ税収などないのです。炭坑が閉山になってから、もう農家くらいしかないでしょう。農家なんてほとんど税金を払っていないところばっかりでしょうから、税収もほとんど無いわけです。

むしろ炭坑が閉山になって税収もない夕張市が、このままではヤバイと思って必死で色々やったことが裏目に出たという一面もあるんではないですかね。何かしなければジリ貧だということで、まあでも結局何ができるわけでもなく、ただ箱物を作って金をばらまいて終わっただけなのだから、褒められたものではないですが、しかしそれが普通でしょうし、それをやっていなかったら、夕張はもっと早く寂れて疲弊していたに違いありません。

平凡な役人にできることはそれが精一杯なのです。ちっぽけな地方自治体にできることなど、たかが知れています。だから夕張破綻の原因は、そんな事ではないでしょう。

夕張みたいな地方自治体に税収などないし、税源も無かったのだから国からの交付金に依存するのはあたりまえ、というか、地方自治体はどこもそうでしょうし、また、そういうしくみになっていたのですから。

だから無駄な公共事業をやっていようとやっていまいと、国からの補助が急に大きく削られられば、ああなるのは夕張に限ったことではないと思います。むしろ、もっと穏当にやるのではなく、急激な「改革」こそが原因だと思います。

それに、もっと腹が立つのは、みのもんたに限らずマスコミはあいかわらず財政赤字の根本的原因が「税金の無駄遣い」のせいだというデマを振りまいていることです。それはたぶん違うと私は思っています。「税収不足」が原因でしょう。

たしかに無駄遣いは良くないし、財政悪化の遠因の一つではあろうとも思えますが、べつに戦時体制でもないのに、公共事業へつぎ込んできた税金や役人の無駄遣いなど、金額だけきくと何億とかでたしかに多く感じるけれども、日本の経済規模に比べれば、たかが知れているでしょう。

そんな事、つまり使われ方が根本原因などではなく、日本の場合の財政悪化は、特に国財政の悪化に関しては「課税すべきところに課税してこなかった」ことが根本原因だろうと思います。べつに消費税のことを言っているわけではありません。

日本の経済がバブルで絶頂だったころから、財政が赤字になりはじめているわけで、その時に好調だった経済の課税すべきところにちゃんと課税していれば、財政も健全なまま、バブルの抑制もできたんではないかと思います。

しかし、金をかせぐ人間ほど政府に影響力が強いので、そうできなかったんでしょう。それが財政悪化の原因と考えるなら、経団連の言いなりになっている今の政府も、今後は財政を悪化させる方向へ向く可能性が高いと思います。今は一時的に良いだけでしょう。

話は戻って、だいたい、みのもんたは他の番組でもひたすら「税金の無駄遣いを糾弾する」ようなことばかりやっていますけれども、それは何故かと言うと、まあ自分が正義の味方になりたいという偽善が一番大きいのかもしれませんが、もう一つは、自分が税金を払いたくないから、そっちへ向かない方に矛先をそらしているということなんだろうと思います。その程度の人間でしょう。細木数子と同類です。

国というのは一人一人の国民が平等に支えるのではなく、支える能力のある人間が、その能力に応じて支えなければ持たないわけです。また、能力の無い人間に国を支えろと言っても無理です。したがって国を財政的に支えることができるのは、金を稼ぐ能力に長けた「エリート」しかいないわけです。

ところが、本来そういう人間であるはずの、ホリエモンや経団連とかハリーポッターの翻訳者とか青色ダイオードの開発者とかが何をしてきたかと言えば、政府に接近して自分たちに有利になるように政策を変えさせたり、税金を払うのが厭だからと言ってスイスに移住したり、金にめがくらんで日本の技術を売り渡したりとか、そんな事ばかりしてきた奴らなわけです。

こんなやつらを喝采している下流の人間はもっと愚かだと思います。こういう「売国奴」こそ殲滅しないかぎり、いくら国旗や国歌に敬意を払えとか、特にそんな「態度」だけ教えてみたところで、無駄でしょう。何が愛国心だと思います。下流の人間に愛国心があろうがなかろうが、そんなのはたいしたことではないでしょう。

愛国心を持つエリートが絶滅することが問題なのです。「ノブレス・オブリージュ」はどこへ行ったのか。まあこれが失われた原因は、ある種の悪しき民主主義・平等主義のせいだろうと思います。

それと、今の日本の「アメリカ式の個人主義・拝金主義教育」。これらによって、「上流」を売国奴に育て、「下流」を奴隷にする。そういう教育になっているのです。これこそを何とかしなければだめでしょう。

能力のある者ほど私欲を抑えて「公」を考え、「公」を支えることを「名誉」と考える国でなければ、遠からず日本は滅びます。

今は、能力のある者ほど私欲に走り、自分の能力を私腹をこやすことにしか使おうとしない。そして政府はその私欲の暴走にお墨付きをあたえることばかりしているのです。名誉よりも拝金主義を奨励しているのだから救いようがありません。

だから税金が高いとか言って海外に逃げたり平気でするんでしょう。そういう奴は二度と日本に入れないくらいの世論を喚起すべきだと思います。何が「国際競争力」だ、何が「海外からの投資」だ、とそれくらいの意気込みが必要でしょう。

そのようなまともな世論を興すべきマスコミが何をしているかと言うと、結局、みのもんたみたいにそっち側の人間ばかりだから、彼らは自分の金は一円も使いたくない人間ばかりで、その結果、おかしな世論が誘導されるのでしょう。

一方、こんな人もいます。

松山千春、夕張市に200万円!ポンッと寄付&商店街で大散財

1月17日8時1分配信 サンケイスポーツ

 財政再建団体へと移行する北海道夕張市を、歌手の松山千春(51)が16日、初めて訪れた。北海道足寄町出身の千春にとって、同市の財政破綻は他人事ではない様子で、同市に100万円を寄付したほか、商店街に繰り出し、電化製品、CDなどをまとめ買いするなど大散財。さらに市の老人ホームにアポなし訪問し、購入した品物の一部を寄付した。春には同市で無料コンサートも開く予定で、活気のない夕張に元気を注入していく。

 千春はこの日午後2時ごろ、夕張市本町にある市役所を訪れ、後藤健二市長と対面。開口一番「何かしたい、でも何をしたらいいかわからない。(北海道出身のアーティストは)みんなそう思っているはず」と切り出した。

 その上で、「まず、夕張市民のために無料コンサートを開きたい。年配の方にも来てもらえるようなものにしたい」と話し、4月から始まる全国ツアー前の3月に同市でライブを行うことを約束した。後藤市長は「ぜひ、千春さんに元気をもらいたい」と快諾。2人は固い握手を交わし、千春は「これは一時金のようなもの」と、ポンと100万円を寄付した。


みのもんたとは全然違うねえ。

こういうのが郷土愛と言うんでしょう。みのもんはには偽善と金への執着しかないに違いありません。

国旗・国歌に敬意を払う「態度」しか教えない上っ面の教育よりも、こういうことをしっかり教える教育こそ、今必要なのじゃないのでしょうか?

みのもんたみたいに口先ばっかりの拝金主義者になるのではなく、松山千春のように、自分に何ができるのかを考えて行動する人間になれ!と。

みのもんたみたいに、涙をながすなんてのは自分が気持ちよくなっているだけであって、男ならば涙をこらえて自腹を切るくらいのことをして欲しいものです。

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コメント
この記事へのコメント
働きマン | URL | 2007/01/20 (土) 03:00:34 [編集]
更新願望
日村さんの右余極説は、他のブログではあまりお目にかからない正論がズバット明快に書かれていますので、日頃もっとも注目し、勉強させていただいております。
ところが、このところあまり更新されていないので、もっぱら応援投票を繰り返していました。
久しぶりの今回の記事ですが、全くもってそのとおりで、みのもんたのような口舌の守銭奴、偽善者には本当に困ったものです。
こういう輩が、TVなんぞで人気がある今の日本は狂ってるとしか言いようがないですね。
それに引き替え松山千春の言動は全くもって頭が下がる想いがいたします。
お寒い中大変でしょうが、これからもなるべく多く更新されまして、我が国を正しい方向に向けていただけますよう切にお願いするしだいです。
馬春 | URL | 2007/01/20 (土) 10:59:02 [編集]
その通り!
初めましてです。夕張市は本当に税収不足が原因ですね。炭鉱が終わり、その時期はこのやり方しか無かったのでしょう。夕張市民の改革に期待しようと思います。
みのもんたさんの所得は莫大なものです、一ヶ月に三億とも五億とも云われています。業界関係者が言ってますので本当の事でしょう。少し位、寄付しても良いと思うですが・・・。でもみのさんは、何かというと年金を貰うのを楽しみにしていたのに、ハガキ一枚で65歳まで、支払いは無いと通知が来たと、何回もテレビで怒っているので、ほんとっに、お金への執着は大変なものです。格差社会の申し子ではと思うです。だって、みのさんばっかり使うので、干されている、キャスターが大勢いますよ!マスコミもどうかと思います。最近はみのさんの、番組は見ません。
山茶花 | URL | 2007/01/20 (土) 16:09:18 [編集]
流石、松山千春は男だねえ。そりゃあ、なんだかんだ言っても、お金が一番助かるんじゃないですかね・・・・。
彼は郷土愛が強いのですね。見直しました。

DBGTSP | URL | 2007/01/20 (土) 18:22:12 [編集]
松山さん立派です!
たこ | URL | 2007/01/21 (日) 01:27:39 [編集]
タイトルが全てを物語っています。すばらしいエントリでした。
名乗るほどの者じゃありません | URL | 2007/01/21 (日) 19:51:27 [編集]
こんばんは、私はみのさんの番組見ていないけれども考えない人に人気があるのでしょうね。
単純で分かりやすいと言うのはウソが多いですから。
それにしても、支持する人って回り見えていないのでしょううか?それでいいのかもしれません、
今の時代(^ー^*)ゞ。松山氏や鈴木氏みたいなひとの支持が増えるのを祈るのみです
のり | URL | 2007/01/21 (日) 23:23:02 [編集]
みなさま、コメントありがとうございます。

ちょっとこの時期は色々と忙しいもので、更新がとだえがちですみません。このようなコメントをいただけると、頑張らなければと思うのですが、どうにも手一杯でして。

もう少ししたらまた「ほぼ毎日更新」にもどしたいと思いますので、よろしくお願い致します。
日村秋介 | URL | 2007/01/22 (月) 09:42:35 [編集]
 ミノモンタ、筑紫哲也、田原総一朗、古館一郎等、我慢できない輩が跋扈する不思議な日本ですが、先生のいつもの正論が嬉しくてなりません。
 松山千春氏が鈴木宗男氏を応援される本音は解らぬままでしたが、松山千春氏の「陰徳」を理解できました。
 日本人の真の美しさを先生の名文で余すことなく教えていただきました。有り難うございました。
Kankyo Fuzen | URL | 2007/01/24 (水) 11:15:06 [編集]
納豆事件同様にテレビばかり見ていて内容を鵜呑みにする国民が多いのも問題ですし、こういう人たちが堂々と意見を言える状況がもっと問題だと思います。
こういう人たちが醜い成金を育てるのだと思います。
愚民はしゃべるな!と大声で言ってみたい...
私は頭が良くないのでテレビを見ないようにしています。
徹夜の設計者 | URL | 2007/01/25 (木) 18:54:37 [編集]
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