右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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新自由主義に利用される生活保護問題
新自由主義者らが好きなのは、小さな政府です。小さな政府と言っても色々ありますが、彼らはとにかく行政が金を使うことを嫌います。自己責任とか言って。

なので、当然のことながら、政府や自治体の「無駄遣い」をやめさせようとしますし、そのために財政危機を煽ります。

政府や自治体がお金を使わなくなるとどうなるか・・・。とくに今はデフレですから、民間はお金を使いません。これで政府や自治体もお金を使わなくなると、結局は国民がひたすら貧しくなるだけなのです。それがわからない、もしくは、わかっていてわざとやっているのかもしれません。

お金を使う人がいるから、所得を得られる人もいるわけです。だれも金を使わないと。所得が無くなり、みんな貧しくなります。デフレだと、そうなります。

なので、デフレが続くと貧困層が徐々に増えて行くので、新自由主義者らの望むように、社会の格差は拡大します。ホンネとしては、それが狙いなのかもしれません。

これまでに、新自由主義者は貧しい国民を増やすために何をしたか・・・既得権を叩いて潰しました。


まあ、これは新自由主義者だけではなく、朝日新聞などの頭の悪いサヨクも共犯ですが。

でも、既得権(種類にもよりますが)を叩いて潰しても、昨日書いた通り、会社が潰れ失業者が増えたり賃金が下がったりして、貧しい国民が増えるだけです。

ところが、多くの人たちはこれに飛びつきました。

それは、長年のマスコミのよる既得権批判などの洗脳もあるかもしれません。しかし、それだけではなく、すでに長年のデフレによって増えてしまった貧困層や、これまたデフレのせいで将来の展望が描けない若者たちが、「自分達が貧しいのは既得権者がいつまでもいすわっているからだ」と勘違いしたせいです。

これをうまく利用したのが、小泉構造改革だったわけです。

しかし、くりかえしになりますが、既得権を破壊しても、貧困層は救えませんし(むしろ増える)、若者の展望も明るくなりません(むしろ暗くなる)。

そこそこの生活をしている人たちをひきずりおろしても、すでに貧しい生活をしている人たちは救えません。むしろ逆効果です。

そうやって、貧しい人たちの嫉妬心のようなものをあおって、真実から目をそらして、さらに貧困層を増やすようなことをさせるのが新自由主義者の手口です。

真実は簡単で、誰かを叩いている暇があったら、さっさとデフレ対策をやれと言うことでおわりです。もちろん、金融政策だけでなく、雇用が生まれ賃金が上がるようなデフレ対策をすることです。

しかし、それをされると新自由主義者らには都合が悪いのです。格差が縮まってしまいますから。それをさせないために、大衆の嫉妬心のようなものを煽るわけです。

前置きが長くなってしまいましたが、このように新自由主義者らは、すでに貧しくなった人たちが真実に気づかないように、貧しい人は貧しいままで、さらに貧しい人が増えるようなプロパガンダを得意としているのです。


その新しい手口として、警戒しておかねばならないのが、生活保護費の支給の問題です。

この問題、河本の件で右派ブロガー(私も右派のつもりですが)の間では、河本叩きばかり熱心ですが、生活保護費の支給が増えていることや、至急される金額が多すぎることが注目されるようになってきています。

先日の橋下批判に、こんなコメントが来ました。

しょうちゃんのつぶやき

 大阪市の年間予算が3,000億円、そのうち生活保護費が1,500億円(国からの負担があるとは言え途方もない金額である、内、西成区が200−240億円)。

河本さんの場合、母、姉、叔母1、叔母2の4人で毎月68万円(これまで1億円近い受領と言う)。

 現在、夫婦と子供2人の4人で生活保護を受けている人は年間400万円相当を受領できる(住居費、水道、NHK、医療費etcは無料を含めて)。一方、真面目に働く人で最賃レベルの人は、年間120万円程度の収入になりこの中から住居費、NHK他すべてを支出しなければならないし、税金だって徴収される。

 真面目に働いていれば、それなりの生活ができる、結婚もできるし、家も子供も作れて安心して将来の生活が送れるという安心感が大切だと思う。最低賃金の人の税金から仕事もせずに遊んでいる人に400万円もの税金が使われていることに疑問を抱かずミクロの事象とかマクロ経済上で効果があると言われても理屈でも理解できないし感情面ではアホカと言いたくなる。

 公務員についても、私的な見解で言えば民間の1/4位の働きで1.5倍の給料を貰っている感じがする。これも税金でまかなわれており、もっとも無駄な税金の使い方が押しボタンマシンとなっている国会議員や尖閣諸島の買収問題に都民の反応を待って賛否の表明もできない100名を超える都議会議員だろう。

 真面目に働く人たちが理解できる税金を使用してもらわねば、いくら有効需要につながると言われても小学生の知能だと言われても理解はできないのが人間ではないか?

人間は感動して初めて動く。理論や理念で行動するものではないと思う。


これは、新自由主義者の工作的な書き込みでないとしたら、考えをあらためていただきたい。

他人をひきずりおろしても、自分が豊かになるわけではありません。

中央政府や地方自治体が支出を減らしても、国民は豊かにははりません。むしろ貧しくなるのです。それが理解できないようです。

もちろん、河本の件で言えば、不正受給なら犯罪ですから、そういうのは取り締まらねばなりません。また、支給額が多すぎると言うなら、多少減らすことを検討するのはやれば良いでしょう。

と言うか、この話で言えば、支給額を多少減らすとか、もっと家族に援助させるようにするとか、そういう細かい話はそれはそれで結構なのですが、そんなものは根本解決にはならないのです。

デフレを脱却することで、生活保護を受けねばならないような貧困層を減らすことしか解決方法はありません。職を増やし賃金が増える社会に転換しなければ何も解決しません。


それを考えましょうよ!

コメント者の言っている間違いを具体的に見てゆきましょう。


現在、夫婦と子供2人の4人で生活保護を受けている人は年間400万円相当を受領できる(住居費、水道、NHK、医療費etcは無料を含めて)。

一方、真面目に働く人で最賃レベルの人は、年間120万円程度の収入になりこの中から住居費、NHK他すべてを支出しなければならないし、税金だって徴収される。


たしかに、生活保護で400万円も受け取っている人がいるのは多すぎるかもしれません。

でも、では支給額を減らせば何か問題が解決するのですか?と聞いてみたい。

現実には何も解決しないでしょ?

もちろん、この場合の「問題」とは、「気分がすっきりしない」とか言うことではなく、「低賃金労働者の増加と言う問題」です。

もらいすぎの生活保護を削ることに反対はしませんが、でも、それをやることで、真面目に働いても年間120万円程度の人(これまた極端な例と思いますが)の所得が増えるんですか?増えないでしょう。

いま最優先でやるべきことは、真面目に働いても給料が増えない人、いや、それどころか、まじめに働きたくても仕事が無い人を減らすことです。

生活保護で400万円もらっている人がいるとか、もらいすぎとか、それは減らせば良いが、それを騒ぐだけではなく、低賃金労働者が増えていることも減らさねばならないのです。

でも、生活保護費の支給を減らしても若者の雇用の問題、失業者の問題、労働賃金の低下の問題=貧困層の拡大の問題・・・これらは何一つ解決しません。


何よりも、上にも書いた通り、河本のようなケースばかり注目されるのは、正しい問題解決方法から国民の目がそらされてしまう、そのことのほうが重大問題です。

もちろん、払いすぎているところを削って、もっと有効にお金を使わせると言うなら反対はしませんが。たんに緊縮財政するなら、意味ありません。

 真面目に働いていれば、それなりの生活ができる、結婚もできるし、家も子供も作れて安心して将来の生活が送れるという安心感が大切だと思う。最低賃金の人の税金から仕事もせずに遊んでいる人に400万円もの税金が使われていることに疑問を抱かずミクロの事象とかマクロ経済上で効果があると言われても理屈でも理解できないし感情面ではアホカと言いたくなる。


何度も言いますが、生活保護をけずっても、「真面目に働いていれば、それなりの生活ができる、結婚もできるし、家も子供も作れて安心して将来の生活が送れるという安心感」を持てるような世の中にはなりません。

そういうふうな世の中にするには、デフレ脱却しか無いのです。緊縮財政は逆効果です。橋下に期待できないどころか、余計に悪くなります。

繰り返しますが、政府や行政がお金をつかわなくなればなるほど、国民はまずしくなるのです。

当たり前の話で、政府(自治体)が支出を削れば、政府(自治体)から国民に流れていたお金の流れを止めるわけですから。

橋下のやろうとしていることは、大阪市の財政再建です。

でも、これもやっぱり貧困層を増やすだけです。

財政再建は、デフレ下では無理なので、再建したかったらデフレ脱却が先です。

もちろん、地方自治体は通貨発行できないので、中央政府とは違いますから、限界はあります。

だったら、今、この問題に関して地方自治体が最優先でやるべきことは、中央政府と協力して早期にデフレから脱却することしかありません。

橋下氏が、そういうことに力を入れると言うなら応援しますが、彼がやっているのは緊縮財政ばかりで、何の解決にもなりません。

また、彼が中央に言うことと言えば、「道州制」で、これは地方に財源と権限を委譲すると言うことですから、むしろ逆効果です。

今の日本の問題は、貧困層の増大、労働賃金の低下、若者の雇用なのです。これらの問題は、既得権を潰しても解決しませんし、生活保護の支給を減らしても解決しません。

とにかくデフレ脱却しか方法は無いのです。


なのに、いつまでも既得権の批判ばかりしたり、税金の無駄遣いの話ばかりするのは、まともな解決方法から目をそらすための工作としか思えません。

あいつはたくさん金もらっているとか公務員の給料が多すぎるとか言って・・・

自治体が支出を減らしても貧困層の拡大は止められません。

そもそも、他人の所得を減らしても、自分の給料は増えないでしょ?

それとも、みんな平等に貧しくなれば良いとでも思っているのか?


他人にたいする嫉妬心や、自分と他人の相対的な比較でしかものを考えられないから、こういう発想にとらわれるのです。人間としてかなり卑しいと思います。

今最優先でやるべきなのは、これ以上貧困層を増やさないこと、国民の所得を増やすことです。

嫉妬心で目が曇ると、他人をひきずりおろして、国民全体をまずしくするようなことばかり考えてしまうのでしょう。

その結果として、新自由主義者にさらに支持が集まり、彼らの目的である「貧困層の拡大」が成功すると言うわけです。

とにかくこの問題では、国民を豊かにすることで貧困層を減らし、生活保護の支給も減らすことを考えるしか解決方法は無いのです。そのためには、簡単で、デフレ脱却です。

↓ 生活保護費の支給問題は、既得権批判と同じ。さらなる格差拡大路線継続のために新自由主義者がデフレ脱却と言う解決法から目をそらす手段として利用されてしまう、と思われましたらクリックお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
400万の生活支給を叩くくせに
富裕層の億単位の不労所得がほとんど課税されないことはスルーなんですよねぇ、これだからくそネオリベどもは!
リトル愚礼 | URL | 2012/05/27 (日) 12:27:28 [編集]
アチラは組織的に戦略を立てている
新自由主義もそうですが、そもそも反日組織の目的は、日本をデフレ脱却させないことです。

供給力の縮小、技術者の流出、日本国内の格差拡大による離反誘発等、日本が確実に弱体化するわけですから。

そして、明らかに河本の件は計画的に行われたと思われます。しかもネット世論がどのように反応するかも計算に入れてです。

ネット世論の盛り上がり初めは、2002年のワールドカップからと言われています。勿論、韓国の狂信的な反日によるものですけれども、その反動が今のネット世論を形成した核であることは間違いありません。

マスコミの報道も、今まで隠していたことをネットを通じて暴露されたことと、完全に韓国とシンクロ(今でも)していたことから、ネット世論は「マスゴミ=韓国」と認識され今に至ると思います。

反日組織側も当然、その構造は理解していると思います。

ですから、反日組織にとってはその目的を達成するために、逢えてマスゴミの一部を生贄にしてネット世論を誘導したと思われます。

つまり、元々身内で発覚していた河本の不正受給をわざとリークし、ネット世論のルサンチマンを煽り、国会議員が動き、マスゴミが記者会見の舞台を用意し、小宮山厚相に生活保護の縮小の言質を取り、ネット世論の支持の元日本人のライフラインを削り、さらなるデフレを誘導するということになります。

以上のことが、1週間+αでの出来事です。

昨年夏(今も続いている)のフジテレビデモと河本の件を比較しても、マスゴミの扱いが明らかに扱いが違います。

極めて段取りが良いわけです。

考えてみたら、反日組織はライフラインを必ず壊そうとします。水資源の自由化、理不尽な脱原発圧力、それに猪突猛進している某大阪市長を観れば良く分かります。

とにかくデフレ期が続けば、生活保護の財源は増えるに決まっていますし、削減したところでデフレは悪化するだけです。

本来は、生活保護支給額を削るより、その支給額以下で働かされている事業所に、労働改善圧力をかけるべきですが、ただ民間であれば売り上げがなければ無理なことなので、政府は財政出動をしなければなりません。

しかしながら、マスゴミ及び民主党は完全に反日組織の傀儡である訳ですから、このような財政出動もしないし、日本人のライフラインを徹底的に潰すに決まっています。

ですからこの件は、ネットオピニオンがもっと熟慮したものでなければならないと思います。

連中の手の上で踊っている可能性があります。
Sura | URL | 2012/05/27 (日) 17:18:27 [編集]
あー、何となく…
「新自由主義は弱肉強食の獣の世界を人間の世に実現しようとしている」旨のコメントを以前させて頂きました。ただしこれには一つ弱点がありまして、そのような世界は弱者が無尽蔵に出現しないと持続可能ではないんですね。

例えば、チーターがインパラを食いつくしてしまえば、チーター自体も飢えてしまいますが、獣の世界では弱者は強者に比べて無尽蔵に出現するので、チーターとインパラの関係は持続するのです。

だから、新自由主義が人間の世において獣の世界を実現するには、経済的弱者を無尽蔵に生成し続けなければならない。とはいえ、そんなことが起こり得るのか?と懐疑的だったわけです。

ですが、今回のエントリはその一端を垣間見たようで、ちょっと嫌な気分なりました。
かせっち | URL | 2012/05/27 (日) 19:09:48 [編集]
新自由主義者を打倒しよう。
管理人さんの意見に同意します。

橋下徹氏や池田信夫氏はもう完全に社会の敵ですね。

何年かけても彼等を打倒しましょう。

凡人 | URL | 2012/05/27 (日) 19:17:45 [編集]
デフレ脱却が急務です。
賛成です。
生活保護は、基本的には日本国民だけにしてほしいと思います。
不正には厳罰を課してほしいです。
翡翠 | URL | 2012/05/27 (日) 21:19:05 [編集]
官民による魔女狩り
何の落ち度もなく、官民が共謀したばかげた公権力犯罪の被害を受けて訴えてる中、
想像もできないことをあらゆるところで目撃・経験してますが、、
新自由主義の仕業だとか、
創価学会の仕業だとか、
共産主義、統一教会、日連正だとか、
暴力団の仕業だなど色々言われてますが、
無知な私には分からないです。
現場、現実では
すべての主義、勢力、組織が絡んでいるようで、、、

左右翼、保守、党派、宗教などと関係なく
表では社会正義、人権、福祉、環境、愛国、国益、国家保安などの名で、
裏では国と弱い人達を食い物にしてる、、、

長年、官民が共謀して裏で国と弱い人達を食い物にし、
公務員組織が犯罪組織化し、
あらゆるところが腐りきってるのに、、、
安淳徳 | URL | 2013/11/09 (土) 21:10:39 [編集]
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