右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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橋下氏の底の浅さ
このところ、人気ブログランキング(政治ブログ)でランキングが急上昇しています。先月までは60位くらいでしたが、今週に入ってから40位より上になってしまいました。

・・・これまでご訪問下さったみなさま、そして新たにご訪問下さっている方々、ありがとうございます。

が、急に上がりすぎて気持ち悪いので(笑)、ここらで順位を下げるような話題にしたいと思います(笑)。




橋下氏が保守層の一部にうけている理由として、大阪での国旗・国歌条例があるのかと思います。

国家斉唱時に起立しないような異様な反日教師を排除する目的の条例かと思います。

それはそれで結構なのですし、もちろん良いことですし、一定の評価はすべきことでしょう。彼の人気無しには成立しなかったものかもしれません。

なので、そこは評価すべきと思います。

しかし、橋下氏の言い方と言うのは、常に短絡的すぎて、私には「そうだそうだ」と思えることがほとんど無いのです。

国旗・国歌条例の正当性を説明するにあたって、彼は

「国旗国歌を否定するなら 公務員を辞めればいい」

「公務員組織の中にいるのではなく、自分の考えを訴えて、政治の道を志したらいい」

「ルールを率先して破る先生を目にすれば、子供たちにとって非常に悪い影響を与える」


と言うようなことを言っている訳です。これって残念ながら、あまり説得力が無いと思います。

そもそも、国旗や国歌を尊重するのは国民の常識でなければなりません。公務員であろうがなかろうが関係ありません。

せめて「教師だから」と言ってくれるならばまだ理解できるのですが・・・。教師は生徒に、社会の常識(国旗・国歌の尊重)を教えるのが義務だからです。

なので、公務員でなくても、私立学校の教師でも同じでなければなりません。

なのに、公務員だからとか、公務員をやめれば国旗や国歌を尊重しなくて良いと言うなら、そもそも学校の子供達は公務員ではありません。子供達の自由と言うことになってしまいます。

今度は、「ルールだから」と言うのかもしれませんが、それも微妙です。

ルールだから守れと言うのは、素直で素朴な人間には説得力があるかもしれませんが、少し自分でものを考える能力がある人間からすれば、「おかしなルールは変えなければならない」と言うふうに考えるでしょう。

ルールだって変えることができるのです。

「ルールを率先して破る先生を目にすれば、子供たちにとって非常に悪い影響を与える」

と言っていますが、おかしなルールならば、自分の職を犠牲にしてでも従わないと言うことで、子供達に良い影響を与える場合もあります。

・・・もちろん、この場合(国旗・国歌)は違いますが。でも、そういう場合だってあるのです。

したがって、ルールだから・・・では説得力が足りないのです。

そのルールに従わせるためには、たんに決まりだからと言うだけでは不十分であり、これこれこういう理由でこのルールは重要なのだ、とまで言わねばなりません。


最近話題の、毎日放送の女性記者とのやりとりにしても、保守系の一部の人たちは、あの異様な女性記者をやりこめた橋下氏を喝采していますが、私は疑問です。

もちろん、あの女性記者が異常なのはあたりまえです。

左翼が叩かれて喜びたい気持はわかります。

しかし、やはりあのやりとりを見ていて、私はやっぱり橋下氏も完全に本質を見誤っているなと思いました。レベルが低すぎです。

いや、彼は意図的にああいう議論のしかたをするのだと思います。

橋下氏の言論は、その場の議論に勝つこと、その場の議論で勝ったように見せること、相手をやりこめることに力点がおかれすぎなのです。

議論と言うのは、スポーツではありません。ショーでもありません。

でもテレビを通じてパフォーマンスするのに一番有効なのが、議論をスポーツのような、ショーのようなものにすることなのでしょう。

そこで勝利すれば、自分の言っていることが、少なくとも世間的には正当化されます。

もちろん、女性記者より橋下氏に正当性があるのはその通りですが、上にも書いた通り、底が浅い。

ルールだから、公務員だから国歌を歌わねばならないと言うのでは説得力不足だし、そもそもその理窟は間違っているとさえ言えます。

公務員だから、ではなく、国民だから・・・なのですが、そこまで説得できないのです。

社員だから社歌を歌わねばならない=公務員だから国歌を歌わねばならない

こんなことを言っていますが、これは大きな間違いです。

国歌と言うのは、公務員組織(日本政府や地方自治体)の歌ではありません。国民の、それも、現在・過去・未来の国民を含む歌なのです。

たんなる法人の歌とは重要性がぜんぜん違うのです。それを、社歌と同レベルで捉えると言うのは・・・国歌の意義を軽く考えすぎでしょう。

と言うか、そもそも橋下氏は、国旗や国家を尊重するのが国民の義務(もしくは良識)であるとまでは思っていないのです。

その証拠が、「公務員組織の中にいるのではなく、自分の考えを訴えて、政治の道を志したらいい」と言っている点です。

これは、国旗や国歌を否定する思想も自由であると言っている訳です。

国旗・国歌の否定が反社会的であると言う理解が無いから、政治で変えて良いみたいに思うのでしょう。

もちろん、国旗や国歌を否定するくらいのことならば、個人でやるぶんには勝手かもしれませんが、政治の道を志すことまで認めると言うことは、場合によっては、国旗や国歌を否定するような法律を制定することまで認めるようなものです。

国旗や国歌を否定する人間は、革命家のようなもので、そういう人間は、教師などもってもほかですが、政治家などももってのほかです。常識的な世の中ならば、そんな異常者は政治家になれないはずなのですが、マスコミが異様だから、なれてしまうのでしょう。

ついでに言えば、そのような反社会的な人間がマスコミなどにいることも異様なのです。

橋下氏は、そういうところまでは決して踏み込みません。

もちろん、反日教師をやめさせることが第一歩なのだと言う見方もできるでしょう。

しかし、その過程で、「法律だから」とか「公務員だから」などと言う短絡的な言い方を繰り返すことは、かえってマイナスにしかならないと思います。

新自由主義者の特徴として、ものごとを短絡的に考える、異様に単純化して考えると言う側面があります。

単純・短絡なので、一般の人にはわかりやすく聞こえるのかもしれませんが、その議論は底が浅いし、複雑な社会を説明しきれず、また、自分の頭でいろいろ考える人間を説得することはできません。

まとめますと、橋下氏は、議論の中身の深さではなく、その場の空気で勝ったか負けたかに力点を置きすぎであること(議論と言うより屁理屈の言い合いの口げんかのレベル)、それから、社会を単純に捉えすぎており、政策の多くが短絡的であること、この2点が大きな問題です。

しかし、この2点は、いずれも政治家としては致命的な欠点です。

そういう人物に国政をまかせることなどできません。彼に期待するのはやめましょう。

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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。

橋本(さん)は「信用ならない」

これが私の感想です。

それ以上でもそれ以下でもありません。
でもそれだけで十分だと思います。

B層はそろそろ見抜いていると思いますよ。たぶん。。。
ぽんで | URL | 2012/05/16 (水) 09:22:28 [編集]
私も同感です!
そもそも公務員だからとか民間人だからという話ではないと思います。
日本国民として「当たり前」のことであります。
今更、愛国心を試す踏絵にはなりませんよね。

まぁ、パフォーマンスも時には必要かな?とは思いますが…。私のように国歌を習わなかったような人間が沢山いる中で「国歌」がなぜそんなに「問題になっている」のかと関心を持つきっかけにはなるのではないでしょうか。

ただ、橋本市長はまったく信用できません。根本的な思想や話の観点がちょっとズレいてドンピシャな正論者ではないように感じるからです。
マリモ | URL | 2012/05/16 (水) 11:21:34 [編集]
私も同じように感じていました。公務員だから、ルールだから、ではなく国民として、日本人として「当然」のこと
だからと思います。
記者とのやり取りを見ていて感じたのは
「どっちもどっち」あの記者はまあ、とんでもない
サヨクであるのは確かですが、
橋下氏も彼女に質問(詰問)して
彼女が間違ったことを言った時、
「とんでもないですよー!違いますよー!・・・・・
云々・・・・勉強してから来てください」
って発言してましたけど、まあその表情ときたら!
「してやったり」というようなあからさまな顔をしてたんで、
思わず大笑いしてしまったんですけど
まあ、要は彼は幼稚なんですね。

国旗や国歌に対する考えも「保守」とは
到底言えません。
大阪維新の会は「尖閣諸島を守る」議案に
公明、共産らとともに反対し、否決されたというし
彼のことは信頼できませんね。
翡翠 | URL | 2012/05/16 (水) 17:47:16 [編集]
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| | 2012/05/16 (水) 18:40:36 [編集]
みなさん、コメントありがとうございました。

出張中で遅レス失礼します。

政治家はやっぱり人格も大事だと思いますので、その点でかなり怪しいと言うか、言っていることが中学生、いや小学生レベルとしか思えないのに、支持が多いんですよね。

維新の国政進出に6割以上が期待とか変な世論調査もありますし・・・

B層は本当にわかっているのでしょうかね〜
管理人 | URL | 2012/05/18 (金) 08:45:34 [編集]
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