右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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ユニクロ批判に経済学など不要
一昨日は、ユニクロみたいなものが急成長したのは日本が没落していることを象徴するような現象であると書きました。また、ちょっと前にはユニクロみたいな企業が成長しても日本全体にとっては何も良いことは無いと言うような話もしました。

まあ、消費者としては利点があるかもしれませんが、日本社会をトータルで見て、むしろマイナスと言うか、ユニクロの社長は経営者としては正しいことをしていますが、ああいう企業ばかりになると日本は没落するに違いないと思います。合成の誤謬と言うやつでしょうか。

このように、ユニクロ批判(私は批判と言うより、主に分析しているだけのつもりですが)をすると、毎回しつこく粘着してくるコメント者がいました。

彼は、私がデフレは良くないと書くと、そのつど、ピント外れの質問を繰り返してきて、私のブログ更新を邪魔する意図でコメント欄に論旨とは大幅にズレた質問をしてきて参りました。

コメントの内容から、ユニクロ好きの高額所得者でデフレ利得者と思われます。

デフレだと、金持ちは持っているお金の価値がどんどん上がって行き、多くの物が安く買えるから好都合でしょう。

しかし、日本全体で見れば、デフレが続くと、企業の倒産や失業者が増え、労働賃金は下がり、政府の財政支出も増加するため、デフレと言うのは日本を確実に蝕み、国力を萎えさせるとんでもない状態な訳です。

あまり書きたくはありませんが、私だって割と給料が良いほうで安定した仕事をしていますので、デフレでかなりトクをしているほうの人間です。

でも、日本にとってあまりに深刻なこのデフレは何とかしなければならないと思います。

したがって、デフレの象徴が「ユニクロの成長」に見て取れると言って、ユニクロ批判と言うよりむしろデフレだからこんなことになっちゃっているんだと言ったただけなのですが、彼にとってはこれは、何か私が非合理的なユニクロ批判をしていると感じられたのかもしれません。

そして、自分の好きなユニクロが攻撃されたと思って腹を立ててかわかりませんが、間の抜けた質問を繰り返して私のブログ更新を邪魔しにくる。

適当なレスをしていたら怒り出して、捨てゼリフが毎回同じ「あなたは経済学をわかっていない」です。

このセリフこそ、大笑いです。

この人はたぶん何でも経済学的に考えてしまうのでしょう。それでは世の中のことはわかりません。

竹中平蔵は私より遙かに経済学の知識があるでしょう。でもあの人が日本社会のことを正しく認識していたり、有効な提言をしたりなどできるとは思えません。むしろ、逆の主張ばかりしてきました。

だから、経済学がわかっているからどうだと言うのか。大事なのは経済学ではありません。

でも、経済学にも、合成の誤謬という言葉がある通り、多少参考になる部分もありますが、ミクロ主義者にはわからないのかもしれません。

私は経済学的な合理性には興味ありませんで、ユニクロの事も、社会学的と言うと言い過ぎですが、経済の話だけではなく、価値観やナショナリズムの問題ともからめて考えています。

なので、「あなたは経済学を知らないと」言われても、「いや、俺は経済学の話なんかしてないよ」としか言えない訳です。

経済の話は経済学でしかできないと思っているから、そういう発想になるのでしょう。経済学だけで経済のことはわかりません。

新自由主義者は物事の一面しか見ず、ミクロ的で単純・短絡思考の人が多いと思っていましたが、この人も典型でした。相手をするのはお断りです。

そもそも私がリフレ派の経済学者の言うことよりも、中野剛志氏などの言うことを信用している部分もここにあります。

経済学者はやっぱり経済学でしか考えていないようなところがあります。もちろん、学者だけあって、多少はいろんな側面から見ていますが・・・

でも、やっぱり経済学の範囲で、経済学の手法にばかり頼って考えています。

それでは社会のことはわからないと思います。

その点、経済を考えるのに経済ナショナリズムと言う概念もあわせて考えている中野氏のほうが、私にとっては信頼できると言うか、説得力を感じるわけです。

まあ、変な人の話はやめにしまして、私がそもそもユニクロに注目することになったきっかけは、2005年頃にユニクロの社長が大嫌いになったからです。

Dr.マッコイとしてブログをやっていた頃のニュースから引用します。

「靖国」が経済の足引っ張る

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長
2005/12/27, 東京新聞

「なぜ靖国神社に行くのか分からない。個人の趣味を外交に使うのはまずいんじゃないか」と憤るのは「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(56)。

「政治が経済の足を引っ張っている」と小泉純一郎首相を厳しく批判した。

中国の工場と直接契約し、高品質の商品を低価格で販売するビジネスモデルを確立した柳井会長。「政冷経熱」といわれる日中関係の現状に危機意識は強い。


こういう事を言っていたので、ろくでもない商売人だと思いました。まあ、経団連の連中もみんなこんな商売人ばかりでしょう。

これは靖国参拝に限らず、要するに、自分の商売のことしか考えていないと言うことです。だから、自分たちさえ儲かれば、国内の雇用がどうなろうと、日本国の文化や制度が崩壊しようと何も関係無い、商売の邪魔ならむしろそんなものは無くなったほうが良いとすら思っているに違いありません。

さらに、こちらに載っておりました、ユニクロ社長のインタビュー記事から引用です。

朝日新聞コラム「be on Saturday」
2010-10-23
柳井正の希望を持とう

偏狭な愛国心排すべき

(前略)

お互い、主張をぶつけるが、相手の言い分には耳を貸さず、ただ非難しあうだけ。これでは対話の糸口が見つかるはずもない。自国のみが正しいという、偏狭な愛国心ばかりがヒステリー気味に増幅することになった。

特に危うさを感じたのは、不用意に勇ましい発言を繰り返した日中双方の政治家の態度だ。勇ましい話は一見、格好がいい。国民にも受ける。人気とりにしか思えない発言で火に油を注ぎ、メディアも「非国民」「売国奴」といった言葉で煽った。

アジアは共存共栄をめざすしかない。すでに日中は互いに切っても切れない関係を築いている。その原点に立ち戻り、冷静に対処することが大切だと思う。現在の結びつきの重要性に比べれば、摩擦によって失うものが、どれほど大きいか。異論は多々あるだろうが、大局的なところで、今回の件が決定的な問題とは言えない。

実際、一部を除けば両国民とも冷静に受け止めていると聞く。メディアよりも人々の方が冷静なのだ。大国意識をもつようになった中国、そして日本も、大国にふさわしい、大人の外交が求められる時代である。


所詮はこんな程度の人間なのです。社長は反日売国的な人間であると言うことです。まあ、商売人には普通に多く見られるタイプでしょう。

こういう人間がわいて出てしまう、こういう発言を偉そうにメディアで露出させて恥ずかしくも何ともない、平然と言えてしまう日本社会と言うのも、どうかと思います。

言論の自由が大事と言って、それはその通りと思いますが、あまり非常識な発言をすれば、社会的制裁を受けるのがまともな社会です。

売国的な発言をしても、ほとんど何の批判も受けずにむしろメディアは喜んでそれを報道して持ち上げるとは、本当に滅茶苦茶な社会になっていると思います。

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コメント
この記事へのコメント
ユニクロに入ったことのないワタクシ
日村さん、こんばんは。

Subjectのとおり、すでに市民権を得ているらしき、ユニクロの店舗に入ったことすらない当方は、おそらくかなりの変わり者なのでしょう(笑)。

金欠の高校生の時分(25年!ほど前)から、たまに郊外で見かけるユニクロにはあまり良い印象がなく、バブル崩壊後のデフレ+CM戦略でユニクロが伸びてきた以降も、やはり事業モデルが気にくわないので関わらないようにしています(家内は時々利用しているようですが・・・)。

高校の頃から、流行り廃りの激しいショップブランドものが好きではなく、「服は服屋さん(衣料品メーカー)のものを買う」という考えで、リーバイスやヘインズ、カーハートを中心とした労働者系の「頑丈だけど安い」服を、上野アメ横や下北沢あたりで買ってましたね。安い古着を含めて。

今となっては、当方も割と給料は良い方に入りますが、いまだに休日には高校時代に買ったリーバイス501やスターターのNFLジャケットを着ていたりします。
わずか4,900円で買った501を25年も使われた日には、リーバイスの経営が傾くのも道理ですが、それほどの耐久性と機能、廃れないデザインを持った製品を、ユニクロ並みの価格で提供していた(今は?)、という点では「売れれば・儲かれば何でもOK」の企業とは違った衣料品メーカーの矜持があったように思います。
ユニクロの言う「高品質の商品」に、そのような矜持があるとは思えませんがね。

しかし、ユニクロの会長兼社長殿、首相の靖國参拝を「個人の趣味」などと放言していた過去があったとは。デフレ促進と雇用消失の罪だけで飽きたらず、ひどい近視眼の銭亀野郎ですねえ(失礼)。
まさしく『20世紀は、卑しい商人だったユダヤ人を勇敢な戦士にし、勇敢な戦士だった日本人を卑しい商人にした』を地で行ってますね。

さっそく家内に「ユニクロ禁止令」を発令することとします(笑)
海驢 | URL | 2012/04/09 (月) 20:16:03 [編集]
私は実はまだユニクロがそれほど拡大する前ですが(10年くらい前?)は、かなり利用していました。衣類はなるべく安物を着るのがポリシーな私には都合が良かったので(笑)。

が、CMなどで頻繁に目にしたりそこらじゅうに店舗ができるようになると、むしろ利用しなくなりましたね。あまのじゃくなので、みんなが買うものは買いたくないと思ってしまうので(笑)。

それにしても、日本の経営者の劣化具合はひどすぎますね。

松下幸之助は嘆いていることでしょう。

自分たちの国のことなど考えず、企業の利益のみ追求するし、経団連などはすぐに政治工作して自分たちに都合の良い制度に社会を改造しようとする・・・引退された経団連OBのおじいさん方は、そんな今の経団連の連中にたいして怒っているそうです。
管理人 | URL | 2012/04/10 (火) 09:30:57 [編集]
確かにおっしゃる通りだと感じます。
私自身は、ユニクロが大好き!というわけではありませんが、安いのでよく利用しています。大好き!ではないからこそ、冷静に受け取れているのだと思いますが、確かに、管理者さんのおっしゃる通り、「日本全体」で見てみると、かえって衰退していくように感じます。このように、全体を見通しながら分析していく眼力は、とても大事ですね。
短時間睡眠法に挑戦中 | URL | 2013/02/26 (火) 23:01:15 [編集]
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| | 2013/07/31 (水) 18:04:30 [編集]
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