右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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地方自治体の破綻を防げ
(3/27追記)

新自由主義者が私のブログのこのエントリーを批判しているようです。(批判はこちら

なので、本文を読むより先に、以前に私の書いたこちら「保守とはある種の社会主義」を読んでいただけると、保守と言うものが何かわかると思います。

保守と言うのは国によって違います。あたりまえで、何を保ち守るのか、と言うことですから。その国の歴史・伝統・慣習を護るのが保守です。経済の政策でも、そのことが影響してくるものです。

私への批判者は、アメリカの保守系の一部(経済自由主義と言うより経済個人主義=ほぼ新自由主義者)の発想から私を批判しているだけですが、日本の保守は、アメリカの保守から見ると社会主義的に見えるのでしょう。

ただ、私は、経済を自由化する方向に対して、常に反対し続けるわけではありません。それは、彼の悪質なレッテル貼りです。

肝心なのは、経済の状況と言うことです。私は、今がデフレだから政府は規制したり保護したり、財政出動したり、通貨発行しろなどと言っているだけですが・・・

規制緩和が必要な経済状況になれば、そのように主張します。今そんなことをやるのは、デフレ・レジームだからばかげている、新自由主義者は経済の状況を無視して、自由自由と叫ぶので、バカだと言いたいだけです。

そんな愚か者がコメント欄で何を書こうと、まったく説得力ありません。



(元記事ここから)

大阪府の泉佐野市は財政破綻寸前と言われており、その対策として、自治体名の命名権(ネーミングライツ)を売却することを検討しているとのことです。

要するに、球場などの施設でやっているあれと同じことを自治体がやろうと言うことのようです。

例えばソフトバンクが泉佐野市からネーミングライツを買ったとすれば、「YahooBB市」とか、弁当屋なら「ほっともっと市」とかになると言うことでしょう。

それにしても、こんなことするとは、私の感覚からすると狂っているとしか思えないのですが、評価する人もいるようで、驚きました。やっぱりあの人です。

橋下市長「面白いアイデア」泉佐野の市名売却案

読売新聞 3月22日(木)19時27分配信

 財政難の大阪府泉佐野市が歳入確保策として自治体名の命名権(ネーミングライツ)を売却する問題で、千代松大耕市長は22日、市役所で報道各社の取材に応じ、「市の名前には愛着があるが、時代の流れの一つだと思う。財政が厳しいなか、今までとは違ったアイデアが大事だ」と述べた。

 市は6~11月に市の名称の命名権について売却先企業を募る。契約期間は1~5年を予定しているが、千代松市長は「ころころ自治体名が変わって市民が混乱してはいけない。長期間、市とつきあってもらえるかどうかが(売却先を決める)ポイントだ」と話した。

 また、大阪市の橋下徹市長はこの日、市役所で報道各社に対し、命名権売却について、「本当に面白いアイデアだ。売却できれば、色んなところに企業の名前が出るわけだから、ものすごい広告価値があると思います」と評価した。


面白いアイディアと言うより、面白くない冗談としか思えません。

彼の発想は、自治体が独自の財源を持って独自の裁量で予算を組んで行政を運営しようと言う発想でしょうが、それには無理があります。

泉佐野が財政赤字で破綻寸前と言うのは、泉佐野市の市政運営が悪かったからこうなったとか、独自の財源を見つけて商売みたいなことをして金をかせいでそれを穴埋めしなければならないなどと考えるのは、狂気の沙汰としか思えません。

そもそも、彼らからすれば、夕張が破綻したのは夕張市がいい加減な行政をやってきたからと言う発想なのでしょうが、これは大間違いです。

日本中の自治体の財政が悪化している最大の原因は、デフレだからです。そして、もう一つは地方を中央から切り離したことによるものです。

デフレならば企業の業績はふるわず、税収は少なくなります。所得税も同じでしょう。その結果として、税収はがた落ちになるに決まっています。

もちろん、バブルの頃に民間と同じように投資しまくっていたことも大きな原因ですが、バブル崩壊後は逆に自治体が投資して民間投資の冷え込みをカバーしなければ、いつまでも不景気から脱出することはできません。

要するに、バブルの時もデフレの時も、自治体は民間とは逆のことをしなければならないのに、常に同じことばかりやって、バブルの時はバブルをあおり、デフレの時はデフレを促進しているわけです。

ただ、もちろん、地方自治体は通貨を発行できませんので、いくらデフレ対策と言ってもあまり滅茶苦茶な財政出動はできません。

しかし、だからと言って、商売みたいなことをすると言うのは間違いです。

もっと簡単で確実な方法があるのに、何か奇策にばかり走ろうとすることを「面白いアイディア」と言うなど、本当にイカれています。

確実な方法とは何か?

デフレ対策としてはやはり通貨を発行できる中央政府が主導してやらねばならないと言うことです。多少下品な言い方をすれば、日銀が通貨を発行して中央政府が地方に補助金をばらまけば良いのです。

なのに、逆に補助金をカットして行っているわけですから、夕張も破綻してあたりまえです。

あのとき、「自治体がいいかげんなことをすると夕張みたいになる」と多くの人は思ったでしょうが、そんなわけありません。

過疎化する地方で、デフレで景気も悪ければ、中央からの補助金をカットされれば、破綻して当たり前です。

あれは、「政府が滅茶苦茶したから破綻した」と言うのが正しいのです。

小泉・竹中の「自己責任」路線でしょう。

地方は中央から切り離して、貧しい自治体は潰れてもしょうがない、それは自己責任と言う発想かと思います。

そして、それをもっと大々的にやろうとしているのが、橋下氏の道州制です。

彼らはデフレと言うことがまったく理解できていない。デフレの時には中央集権的な政策が必要なのに、逆ばかりやっています。

そうでなければ、ネーミングライツみたいな超奇策を礼賛してみたりと、こんな奴らが保守なわけありません。

こんな変な流れになってしまったのには、もう一つ原因があり、それは古いタイプの自民党議員が駆逐されてしまったことも大きいと思います。

古いタイプの自民党議員と言うと、利権とずぶずぶで、中央から金をふんだくることばかり考えているイメージですが、今必要なのは、むしろそういうタイプの「実力派」の政治家です。

しかし、こういうタイプは民主党にはいません。自民党でも小泉首相以降は激減しました。

それが、地方の疲弊をかなり加速させたことは間違い無いですし、東北がなかなか復興できないのも、クリーンでも無能な政治家ばかりが増えたせいでしょう。まあ、岩手の小沢一郎はクリーンではないですが、彼が復興に何の貢献もできないのは、やはり彼が無能だからだと思います。やはり彼に期待するのは間違いです。

話がそれましたが、もちろん、古い自民党議員には売国奴もいましたので、一概に礼賛することはできませんが、まあ売国奴はクリーンな政治家にもいますので、利権とか癒着と言うイメージで政治家を批判するのはよくないと思います。

いずれにせよ、デフレなわけですから、通貨を発行して、苦しいところにばらまいて、景気を浮揚させる政策をやるべきなのに、お金をあっちからこっちへ動かすだけと言う奇策というより愚策ばかり。

↓ 自治体のネーミングライツ売買のような愚策を礼賛する橋下氏などやはり期待できないと思われましたらクリックお願いします。

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コメント
この記事へのコメント
クリーンな政治家ねぇ
>まあ売国奴はクリーンな政治家にもいますので、
一番たちの悪い売国奴と思います。

そもそもクリーンとは、メディアを通じてそう演出した物でありますから、そう演出された政治家とは、少なくともマスコミ村の利権に塗れています。

しかも日本のマスコミの事情を勘案すれば、極めて高い確率で、反日政治家とみてよいと思います。

しかし、橋下のブレーンは新自由主義学者連中ばっかりでありますし、たたけば叩くほど埃が出ましょう。

ひょっとしたら、日本が破綻しそうだから、国の名前も売っちゃうんでしょうね。

日本国->サムソン国、日本国旗->P&G国旗、日本国天皇->リーブ21国天皇、日本憲法->ソフトバンク憲法、日本文化->ユニクロ文化、日本料理->マクドナルド料理…。

やだやだ。
Sura | URL | 2012/03/23 (金) 20:54:40 [編集]
そうですねー、利権その他とのつながりが無く族議員でもないとクリーンと言うイメージは、マスコミに作られたもので、政策で売国しようとする議員が最近は増えていますよね。
管理人 | URL | 2012/03/24 (土) 01:50:17 [編集]
税金泥棒の汚職政治家は死刑だ。

民衆を搾取する利権貴族をギロチンで処刑せよ。

庶民革命・橋下万歳。

革命烈士 | URL | 2012/03/25 (日) 04:16:24 [編集]
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