右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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税収が減っても消費税増税!?
野田政権が暴走して、消費税増税を強行しようとしていますが、マスコミにも賛成する論調が比較的多く、世論も半分くらいは「しょうがない」と思っているような印象です。

以前、消費税を導入したり、3%から5%に引き上げた頃ならマスコミは「庶民を苦しめる消費税増税にはんた~い!」と言う調子だったのに、今では結構賛成しています。

デフレ不況のこのご時世、あの頃より消費税アップで苦しむ人がはるかに増えていると言うのに、マスコミっていいかげんなものです。

ただ、この件で面白いなと思った事があります。

消費税増税に反対の人たちが、反対している理由です。それが面白いと言うか、まともと思えます。

消費税がだめなのは、逆進性のこともあるでしょうが、それだけではなく、「デフレ下で消費税増税をしても税収は増えない(減る)からやめろ」と言うものです。

消費税を増税すれば、デフレを促進して名目GDPはマイナス成長になるに決まっています。

ならば、消費税増税分の増収があっても、所得税や法人税が減収になり、トータルではヘタしたら税収が減る可能性があります。

それだけではなく、経済の停滞により企業の倒産などが増えれば、当然失業者が増えます。そうなれば、政府は失業手当など支出も増えるでしょう。

さらに、企業が潰れると言うことは、将来の税収増の可能性すらつぶしてしまうことになります。

現時点での消費税増税は日本をさらに泥沼につきおとすことになるでしょう。

マスコミでは、こうしたまともな消費税増税反対論があまり取り上げられていないように思います。

税収が足りないことにたいして、「なら増税すれば良い」とか「無駄を削減すれば良い」などと単純化して考えてしまう人が多いからかもしれません。

小沢一郎なども消費税増税に反対しているようですが、彼とて「デフレ下での消費税増税は税収が減るからだめなのだ」とまではっきりは言っていないように思います。

彼が読売新聞のインタビューに答えた記事から彼の発言を抜粋します。


国民意識受け止めないと民主党なくなる…小沢氏

(前略)

 ――かつて消費税増税を訴えたが。

 「消費税そのものの論議を否定しているわけではない。その前にやるべきことがある。『改革なくして増税なし』『社会保障の充実なくして増税なし』『経済の再生なくして増税なし』だ」

 ――消費税率を引き上げないと国債が暴落するのではないかとの見方もある。

 「財務省が言っている話だ。日本の国債は90%以上を国内で消化しており、切羽詰まっている状況ではない。隠れたカネもまだある。5年も10年も放っておいていい話ではないが……」

 ――消費税率引き上げ関連法案は景気弾力条項などを修正すれば容認できるか。

 「条項を修正するとか、公務員給与や議員定数を削減するとか、そういうテクニカルな問題ではない。増税する前に大改革を実施する。自民党政治のまま、官僚機構に乗ったまま大増税では国民が納得しない」

(後略)

国債の話だけ聞くと、財政破綻するとは思っていないようで、それは良いのですが、『改革なくして増税なし』とか増税する前に大改革を実施するとか意味不明です。

いちおう、『経済の再生なくして増税なし』とも言っていますが、ならば経済の再生をめざすとはっきり言わなければならないはずなのに、なんだかわからない改革とか言っています。


もちろん、読売の記事なので、小沢氏がまともなことを言っているのに、歪曲して報道している可能性もありますが、これを読む限り、小沢氏もデフレ脱却が最重要課題だと思っているかどうか微妙です。

まあ、『経済の再生なくして増税なし』と言っているだけまだましですが・・・

ちなみに、橋下氏を全否定は良くないと言っている方がおられたので、それはまあその通りかと思いますが、ならば小沢一郎も消費税増税反対と言う点ではまともと言うことになります。

橋下氏の全否定がだめなら、小沢氏の全否定もだめと言うことで、少し考え直したほうが良いと言うのでしょうか。うーん、微妙です。

まあ、しかし、小沢氏は、TPPにも慎重(どちらかと言うと交渉参加に反対)ですし、消費税増税にたいしても反対しています。

日本の経済や社会に大きなインパクトを与える可能性のある二つの政策にたいして、少なくとも野田や前原や岡田その他よりはずっとまともだと言えるでしょう。

ただ、私は小沢シンパのブロガーの方々のように、だからと言って彼が「日本を救ってくれる」などとは思いませんが。彼は売国奴です。たまたま二つの政策で正しいことを言っているにすぎません。

が、まあ政治は結果論ですから、彼がTPPや消費税増税に反対してくれると言うなら歓迎しますが、裁判が有罪になったりすれば、かえってイメージが悪くなり逆効果です。

と言うことで、話をもとにもどしますと、増税推進派は、デフレ下で消費税増税してデフレを促進してどうやって税収を増やすことができると言えるのか、それを説明する責任があると思います。

消費税増税による税収の道筋を示せない限り(無理に決まっていますが)、増税してはいけない、それくらいのことをマスコミは報道すべきなのに、されていません。

亡国のマスコミです。

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コメント
この記事へのコメント
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| | 2012/03/22 (木) 02:37:35 [編集]
>鍵コメの方

なるほど、興味深いお話ありがとうございます。ただ、残念ながら、私は藤井議員と永田氏の周辺のことは初耳でしたので、何か知っているわけではないです。

それにしても、興味深いお話でした。参考になりました、いつもありがとうございます。
管理人 | URL | 2012/03/22 (木) 08:17:07 [編集]
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