右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ

コメント歓迎ですが「こちら」をお読み下さい。

がれきの広域処理について
昨日のエントリーのコメント欄で、がれき処理が小沢の利権うんうんと書き込みがありました。

私は、利権だからどうと言う考え方にはあまり興味が無いのですが、このコメントをきっかけに、がれきの広域処理について、ちょっと考えてみようと思いました。

実はいままであまり考えたことがなかったので、間違っているかもしれませんから、詳しい方がおられましたらお教えいただけると幸いです。

いままで私はこう考えていました。

東日本大震災で出たがれきの量は莫大であるから、当然のことながら、県内のみで処理は不可能であり、広域処理をする必要がある。

しかし、広域処理がすすまないのは、民主党政権の指導力不足と、受け入れ自治体が放射能汚染を心配して慎重になりすぎているからである。

・・・と、こう思っていました。

大量に出たがれきの放射線レベルなど気にする必要もないくらい低いはずですし、原発から離れた地域のがれきなど、自然のレベルと変わらないはずです。

受け入れ自治体が慎重になっているのも、一部の過激な反対派住民が騒ぐことによるほとんど風評被害みたいなもののせいだと思います。

ちなみに、この部分は間違っていないと思います。問題なのは線量です。

私は個人的には原発事故現場からある程度離れた地域から出たがれきならば、線量の測定すら不要と思っていますが、さすがにそれをごり押しするつもりはありませんので、どうしてもがれきの放射線が心配と言うなら、線量を測定して基準値を超えるものについては特別な処理をすれば良いだけです。

そこまでしてもまだダメと言うのは、あまりに非科学的すぎて、その人がとてつもない原始人レベルの感覚をしているのでなければ、何らかの意図があって言っているとしか思えません。

ただ、ここまでの考え方は、がれきを広域処理するのが復興プランとして正しい(復興のスピードが早まったり被災地への利益になる)と言う前提に立っての話であり、もし、がれきは広域処理するより、地元で処理するほうがメリットが多いと言うなら話はべつです。

ちょっと調べてみたところ、地元で処理すべしと言う意見を見かけたので、それが正しいなら、私も意見を変えなければなりません。

地元で処理することの利点として述べられていたのは、だいたい以下の3点でしょうか・・・

(1)広域処理より早くできる
(2)費用が少なくてすむ
(3)被災地に職ができ、お金が入る

たしかに、地元ですべて処理できるならば、遠くまで運搬する費用は節約できるでしょう。運ぶ時間もかからないので、早くできるような気がします。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

これらの利点は、すべて、「被災地には十分ががれき処理能力が存在している」と言う前提での話だと思います。

現実には、被災によってがれきの処理能力も失われてしまったのではないでしょうか?

いや、被災する以前から失われていた可能性すら指摘されています。

構造改革で土建屋がつぶれすぎてしまい、それが復興のなかなかすすまない要因の一つであると言う話も聞いたことがあります。

土建屋の利権など、「改革」でとっくに潰れているのです。

さらに、入札についても、一般競争入札ばかりですから、今後も仕事をとり続けられる保証はありませんので、土建屋さんのほうも人をやとったり設備投資したりすることがなかなかできないようです。

地震だけでなく、構造改革によって、日本の「復興能力」そのものがかなり低下していたと言うことでしょう。

また、広域処理にしたって、がれきは被災地から運び出されるわけですから、その仕事を地元の業者に優先して受けさせることさえできれば、被災地にはちゃんとお金が流れるはずです。

要は、復興に関しては、競争入札なんかせずに、随意契約で地元優先にしてがんがんやれば良いだけの話です。こういうのは、古い自民党議員、利権議員とかのほうが得意なはずです。

だから、地元の利権がからんでいるなら、復興はむしろ早まるはずだと私は思います。

なので、利権が復興の邪魔をしているなどと言って批判している人の言うことは信用できません。

逆に、利権構造がつぶれてしまったせいで復興が遅れているのだ、とすら言えると私は思います。

従って、「被災地にはがれきの処理能力が十分にあるのかどうか」と言う点がはっきりしない限り、広域処理が悪いと言う話には同意できませんので、詳しい方、お教えいただければ幸いです。

私は、そうではなく、東北のがれき処理能力(土建屋関連の処理能力)そのものが、構造改革や震災によりダメージをうけて、失われているので、不可能なのだろうと思っています。

問題は、地元自治体が中心になって(もちろんお金は政府が出す)、地元の土建屋さんらを使って大量にすみやかながれき処理が可能なのかどうか、その点につきると思います。

この1年でさっぱりすすまなかったのは、やはり地元での処理が不可能だからではないでしょうか?

ただ、もし政府がお金をさっさと出していれば可能だったとするなら、やはり政府が悪いと言うことになります。

正直、そのへんがまだ私には100%まで確信はできませんので、詳しい方おられましたらよろしくです。

↓ 最低限言えることは、政府のやることが遅くてもたついたと言う側面がかなり大きいのは間違い無いでしょう。やはり民主党政府のせいで復興が遅れているのは間違い無いと思われましたら、クリックお願いします。

人気ブログランキングへ 

にほんブログ村 政治ブログへ
コメント
この記事へのコメント
被災地の瓦礫処理の有無については知りませんが、阪神淡路大震災の瓦礫処理はほぼ関西圏内で済ませられたとの話からすれば、絆だ、助け合いだ、なにがなんでも広域処理だというのは、胡散臭い話に思えてしまう。
通りすがりの名無し | URL | 2012/04/17 (火) 09:12:21 [編集]
×瓦礫処理の有無
○瓦礫処理能力の有無

ちなみにブログ主さんへの反論ではなく、政府の主張への疑問です。
通りすがりの名無し | URL | 2012/04/17 (火) 09:17:20 [編集]
コメントおよび情報ありがとうございます。

阪神大震災の時と今回と、がれきの量が同じで、地元(周辺)の処理能力も同じなら、地元処理も可能だったと思います。

なので、ちょっと調べてみたところ、東日本大震災で出たがれきの量は阪神大震災の時の1.6倍の量だそうです。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4363e.html

あとは地元自治体の処理能力の比較ですが、残念ながらこちらはデータを見つけられませんでした。でも、東北のほうが関西圏よりもたぶん処理能力はかなり低いのではないかと思います(田舎ですからゴミ処理能力なども低いと想像します)。

従って、発生したがれきの量と処理能力の関係を推測してみると、今回に関してはかならずしも阪神の時と同じように地元やその周辺で処理とは行かない可能性が高いのではないでしょうか。

もちろん、阪神の時とは違った工夫(それこそ埋め立てとかしてしまえば)広域処理しなくても可能なのかもしれませんが。
管理人 | URL | 2012/04/17 (火) 09:32:53 [編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
| | 2013/05/18 (土) 00:44:24 [編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
copyright © 2005 右余極説 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ. | Template by Gpapa.