右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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議員定数削減は疑問
今、注目されている政策の一つとして、公務員数削減や国会議員数削減があります。

どこの政党もこれらについてはそれなりに主張しており、また有権者が求めている政策でもあるようです。

理由としては「無駄の削減」、財政難を理由とする歳出削減のためと言うのが一番大きな理由でしょうか?

日本が財政難であるかどうか、財政破綻寸前と言うのはたんなる俗論だとしても、不景気で税収が少ないのは事実です。決して良いとは言えないのはその通りです。

しかし、公務員の数や議員の数を、単純に財政的理由で決めて果たして良いものでしょうか?

私は全然次元の違う話だと思います。

会社の社員とは違うのですから。

国の財政は別の方法で改善を目指せば良いでしょう。大規模に公務員を減らすことがデフレを促進して逆効果になることもあります。

国レベルの話はマクロに見ないと逆効果になることもあります。企業経営の感覚で考えると間違えるでしょう。

また、人口当たりの公務員数についてはかなり少ないことについては、繰り返しになりますので書きません。

行政の規模は財政状況で単純に決められる問題ではありません。もちろん、単純な人口比で決めろと言いたいのでもありません。

日本の国柄にみあった規模について、多くの視点から論じるべきです。

では、国会議員の数についてはどうでしょうか?

私は同じことが言えると思います。

国会議員を少々減らしたところで、財政的には知れています。もちろん、庶民感覚からすればかなりの金額ですが、国家予算からすれば、焼け石に水です。

国家規模の事象を、ミクロで考えたり、庶民感覚で考えたりするのはやめましょう。間違えるもとです。

国会議員の定数に関する議論で、庶民感覚がおかしいと思うことがもう一つあります。

世間では、一票の格差についてやかましく言われています。

まあ、実際の庶民は、そんなものあまりきにしていないのかもしれませんが、都会の人間のほうがだいたい一票の価値が低いなどと言って、裁判をおこしたりしています。

私は、一票の価値は地方単位で考えるべき、地域によって違って全然かまわないもので、無理矢理全国一律にするのが良いとは思いません。

それが、その地域の特徴なのです。

新自由主義的発想で考えれば、地域主権なら、地域で違って良いと言うことになるでしょう。でも、実際に新自由主義者は、逆のことを言っています。

理由は、自分たちの政策が都会の人間にうけるものであると知っているからでしょう。

まあ、その話はおいておきます。

1票の価値についてあれほどうるさく言う有権者(と言うか知識人・文化人)は同じその口で、国会議員を減らせと言います。

国会議員を減らせば、全国民の1票の価値が減るのです。

当たり前で、自分の投票で選べる議員の数が減るわけですから。

要するに、議員を減らすと言うことは、国民の意見、橋下氏ふうに言えば「民意」がより反映されなくなる方向へ行くのです。

もちろん、民意の反映の仕方は選挙制度によっても決まります。

現在の小選挙区制では、極端な例で言えば、51:49の二つの民意があったとすれば、49%のほうが無視されるしくみです。

そんな制度が果たして正しいでしょうか?

そういうしくみを利用してのしあがっているのが、小泉氏や民主党や橋下氏です。

民意民意と言っておきながら、実は、かなり多数の別の民意を無視している可能性があることに、彼らは気づいていないのでしょうか。いや、知っていてわざと言っているのです。勝てば官軍とばかりに。

勝った意見になびく日本人が多いのも悪いと思います。

その件はまたにしましょう。

国会議員の数を論じるにあたって、これは公務員以上に予算で考えるべき問題ではないと思いますが、もう一つ、では、他の国と比べて日本の国会議員が多いのか少ないのか、これも参考にして良いでしょう。

議員定数の議論をするなら、それくらいのことはせめて考慮に入れるのが当たり前と思いますが、マスコミでは無視しています。

で、調べてみると、wikipeiaの議員定数のところにデータがありましたが、わかりやすいグラフを作られている方がおられたので、引用させていただきます。

こちらより。
120216giinsuu.jpg(クリックで拡大)

アメリカは州が一つの国のような側面がありますので、一緒にのせてあるのだと思います。アメリカは国会議員が少ないかわりに、地方議会の議員が多いと言うことです。

また、wikipediaのほうを参照すると、「日本はOECD加盟国34ヶ国中33位」、日本はアメリカに次いで国会議員数が少ないことになります。

他にもいろんなサイトがありますが、はっきりしているのは、日本の国会議員は少ないほうだと言うことです。

もちろん、だから単純に増やせとか言いたいのではなく、少なくとも、1票の格差などと言うほとんどゼロのようなものにあれほどこだわるくせに、議員の数を減らして1票の価値を下げることは平気で主張すると言うそのオツムが私には理解できないのです。

財政の問題は政治の問題です。

財政を良くしたければ、政治を良くしなければならない、そのためには、議員の質を高めなければならない、そこが問題なのであって、むしろ数の話は本当は本質ではないと思いますが、少なくとも財政の話だけから議員を減らせとか、消費税増税するなら議員を減らせとか、あまりにもお粗末な議論が多すぎるのにはついて行けません。

↓議員定数削減については一面的な議論が多すぎると思われましたらクリックお願いします。

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