右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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橋下「維新の会」支持への違和感
大阪維新の会が国政に進出するにあたって、基本となる政策「船中八策」が公開されたようです。

その内容は、一部にまともなものもありますが、多くのものが「やめたほうが良い」ものだと思えました。

細かく書くのはまた別の機会にして、「首相公選制」「参議院の廃止」「ベーシックインカム」など、とんでもないものばかりです。「道州制」も反対です。

簡単に書くと、首相公選制では、やり方にもよるでしょうが、ビートたけしや爆笑問題の太田みたいなのが首相になってしまう可能性があります。一時の人気で首相が選ばれてしまう可能性が高いです。

その証拠に、これは今日のタイトルに書いたことですが、橋下氏への期待と言うか人気は異常です。

なぜかと言って、彼はまだ行政のトップとして何の実績も残していません。

ただ、大阪市長選と言う選挙に勝っただけです。大阪市民の判断力は説明するまでもないでしょう。私も大阪市民ですが。

選挙の争点がごまかされた上での勝利なのです。

あの選挙の争点は、二重行政の解消と言うことばかりに集中していました。いや、平松VS橋下の対決と言う側面ばかりクローズアップされました。

保守系のブロガーは、平松氏を応援しているのが左翼だからと言うあいかわらずアンチの発想から1歩も抜け出せない調子で支持していたと思いますが、世間一般はそんなことではなく、たんに橋下氏への根拠の定かならぬ期待のようなもので支持を集めているにすぎません。

もっと争点にすべきだったのは、平松市政への評価と、橋下氏の府知事としての業績についてです。

橋下氏は行政のトップとして、どれだけ大阪府を良くしたのか、悪くしたのか、平松氏はどうだったのか、その点についてさっぱり問われなかった選挙戦でした。

橋下氏の府知事としての業績は、ほとんど何もありません。失敗と言って良いでしょう。

彼の任期中に大阪の経済がぼろぼろになり、大阪府の財政も悪化したことは、これは経済状況が悪かったからと言うことで逃げの説明をすることができるかもしれませんが、では、彼はそうした経済状況の悪化にどれだけ対処できたのか、そういうことがさっぱり問われていません。

やっぱり、彼が何をやったかなど、大阪府の有権者にはどうでも良くなってしまっているのです。

たんに、既成政党への批判や、根拠の定かならぬ期待、そんなものがふくらんでの支持です。

きっと彼のやりかたがうまいのでしょう。

自分で次々に争点を作り出し、トラブルや対決を演出して、自分に都合の悪い(と言うか、さして有利にならない)知事としての本来とわれるべき実績に目が行かないように、とても上手にやっていると思います。

石原慎太郎の場合は、もちろん失敗もありますが、都知事としてかなりの業績があると思います。まあ東京ですからいくらでもやりようがあるのはあるのですが。

大阪も人口が多く大都市ですから、うまくやれば、経済の回復などできるはずです。でも、橋下氏にはできなかった。いや、途中で投げ出してやめてしまったとしか私には思えません。

そして、選挙に勝つことだけ上手で、勝つ目的は、大阪市を良くすることではなく、国政進出への踏み台にすること、そうとしか見えません。

どうして、知事としてはとりたてて何の結果も出していない人間に期待するのでしょうか?すべて途中だったと思います。

そして、今度は、大阪市長になって、まだ何もやっていない、結果を出していないにもかかわらず、こんなに支持が広がり、次は国政だ、などとうかれているのでしょうか?

単に、期待感だけで選挙に勝っただけで、そのことで彼への期待が過剰に高まってしまったように思います。

鳩山内閣だって、成立時はものすごい支持率でした。

でも、最初の支持率=期待感がそのままその人の政治的手腕や能力を示すものでないことは明らかです。

少なくとも、大阪市長として最初の任期を終えるまで、彼への評価を下すのを待ってみる、それくらいの慎重さはあって良いと思います。

有権者や世論には、いや、世論をあおるマスコミ、マスコミに登場する知識人や文化人には、それくらいの思慮深さと慎重さが必須だと思います。

私は船中八策の内容から、大阪市長として結果を見るまでもなく、やろうとしていることの多くが間違っていることもあり、とうてい支持できないと思っていますが。

↓少なくとも橋下氏については、もうすこし実績を出してから評価すべきと思われましたらクリックお願いします。

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コメント
この記事へのコメント
お初にかかります。
かなり前から貴ブログを拝見させていただいております。

「大阪維新の会」の公約、確かにまともなのもいくつかありますが、大半は逆に日本を悪くしそうなものばかり。

>「ベーシックインカム」など、とんでもないものばかり

金をくれるのはありがたいが、それと引き換えになるものを換算すると、正直割に合いそうにありませんな。

「維新の会」のベーシック・インカムについて拙ブログにて少し書いてみましたので、ご覧になって下さりませ。

リトル愚礼 | URL | 2012/02/15 (水) 12:47:32 [編集]
>リトル愚礼 さん

 はじめまして、コメントありがとうございます。

ベーシックインカム、かなり問題あると思います。参考にさせていただきます。

私も近いうちにベーシックインカムの問題点についてもうちょっと勉強して書いてみたいと思います。
管理人 | URL | 2012/02/15 (水) 21:54:59 [編集]
船中八策という時点で、アウト!
日村さん

お疲れさまです。
当方、東京在住なので、今のところ直接の関係はないのですが、
国政への大きなリスク要因になりかねないので、気にはなっています。

また、以前の仕事の関係で、大阪市職員に数名の知人がいるのですが、
橋下氏が市長になって、おかしなことにならないか、やや心配です。
日教組などの反日運動や生活保護利権を抑止するのは良いのでしょうが、
小泉さん同様、なんちゃって保守のポピュリスト臭を感じてしまいます。
「船中八策」もそうですが、大衆受けしそうなキーワードを使う時点で、
「上手い」とも言えるけれど、いかがわしいさの方が強いですね。
前々市長の関さんは、名市長と評判だった気がしますが、
なぜ変わってしまったのでしょうか・・・

なお、「この国おじさん」のせいか、船中八策も坂本龍馬も、
世間的には過大評価になっていると思いますので、
ネタとして船中八策を使った時点で、個人的には「アウト!」ですね。
船中八策の詳細は、勝海舟の「氷川清話」などで読んだと思いますが、
うろ覚えなので、以下の記事紹介に留めます。
※参考:坂本龍馬異論
http://orachan.blog42.fc2.com/blog-entry-26.html
海驢 | URL | 2012/02/15 (水) 22:15:37 [編集]
海驢さん、毎度です。

たしかに、船中八策という時点でうさんくさいですね。まあ一般ウケ狙っても、大事なところをはずしてなければ良いのですが、あいかわらず新自由主義臭さと、ポピュリズム臭さがきつすぎる内容と思いました。

小泉氏の再来と言うか、もっとやばそうです。

人生、まだそれほど長く生きた訳でもありませんが、40数年生きただけでも、世の中同じことのくりかえしなのだとつくづく思いますね。
管理人 | URL | 2012/02/16 (木) 08:32:08 [編集]
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