右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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官僚バッシングについて
このブログは、過去にたびたび中断しています。

その理由は、忙しくなったためと言うことが主な理由ですが、それだけではなく、自分の書いたことのウケが非常に悪いと感じられたため、そういう内容のことを書いたために、コメント欄に反論多数であったためと言うことがあります。

で、昨日書いたのは、2008年に中断するきっかけになった橋下氏に関する話でした。

それより以前の2007年には官僚バッシング批判についてのウケが悪かったです。しかし、最近では事情が少しかわってきた気がしますので、2007年に書いた自分の文章を引用してみたいと思います。

安易な官僚バッシングは国を滅ぼす(2007/11/27)

世の中、官僚批判がすさまじい。当然のことながら、批判されるべき官僚というのはいるのかもしれないが、官僚主義というのは公務員の世界だけの話ではなく、組織ができれば官僚主義というのはどこにでも存在するものだ。大企業なども。

だから、単純に官から民にしさえすれば良いというのは、ものすごく安直な発想だと思う。民間は自分の利益しか考えない。

まがりなりにも、公務員としての官僚の中には、公共ということをちゃんと考えている人たちが少なからずいるのも確かだ。

先の参議院議員選挙で、逆風の中、初当選を果たした京都選出の西田昌司議員が話しているのを聞いたのだが、官僚の中にはまだまともなのが数多くいるが、政治家のほうがダメなのが多いから、まともな官僚までツブされてしまっているという話だ。

はっきり言って、私も似たようなことを感じている。官僚よりも政治家のほうが、ひどいのが多い、とくに、小泉チルドレンがひどい。あいつらを何とかしないと自民党は腐ってなくなってしまうだろう。

それから、公務員の給料が比較的高いことをつかまえて、民間よりもらいすぎとの声があるが、しかし、公務員というのは、別に景気が良くたった、それほど給料はあがらない。

バブルの頃、証券会社とか金融関係の仕事をしている人らは、ものすごい金を手にしていたが、そういう時でも、公務員というのは、極端に給料が増えるということは無い。

そのかわりに、不景気になっても、急激に給料が減らされることもない、というだけの話だろう。

不況になると、経済的に苦しんでくると、楽をしていそうに見えるものを攻撃したくなるようだが、それはルサンチマンというものだ。

確かに、日本の公務員、特に官僚は、世界的に見て、給料が高い。しかし、これはあまり知られていないことだが、特殊法人まで含めても、日本の公務員の人口1000人あたりの人数というのは、アメリカよりもドイツよりも少ない。ちょっとデータを探すのが面倒だが、旧ブログのほうのどこかで書いたことがあるので、興味のある方は検索してみて欲しい。

ようするに日本は先進国の中でも、公務員の人数が少ないのだ。そういう事も知らずに公務員制度改革の議論についてマスコミ報道をうのみにしている人が多い。

人数が少ないのだから、1人当たりの仕事が多いわけで、それならば、給料が多くてあたりまえである。

(中略)

公務員は、民間なら普通にやっているような事をしても、ものすごく批判にさらされるから、できない。民間ならば普通の営業方法である「接待」にしたって、そういうことをやると、大問題になる。

私はやみくもに公務員批判をする人というのは、マスコミに乗せられやすいタイプなのではないかと思う。

日本を悪くしてきたのは、公務員とか官僚ではなく、マスコミやそのマスコミ世論を形成するのひ一役買ってきたエコノミスト連中、知識人・文化人連中だと思う。

一時、経済が悪くなって銀行がやり玉にあげられたが、あれも、銀行のせいというよりも、その背景にいて、彼らの行動に強い影響力をおよぼしていたエコノミスト連中が本当に悪かったのだと思う。

エコノミスト連中は、日本経済をバブルに突入させ、そのバブルを崩壊させる過程で、何の役にも立たなかったどころか、そっせんして、経済を滅茶苦茶にするような提言ばかりしてきた。

そして、今でも、そんな過去など忘れて、また好き勝手な事を言っている。

昨日のニュースで、規制緩和の話をしていたが、規制緩和が世の中を滅茶苦茶にしている現実を見ても、「規制緩和じたいが悪かったのではなく、どこかやり方がおかしかったのではないか?」などと言っている。

それはその通りなのかもしれないが、自分たちの愚かさを自覚できていないのである。

マスコミやマスコミに登場するエコノミスト、知識人、文化人らに責任を取らせなければ、今後も同じ事を延々くりかえすだけだ。

そして、今や、優秀な人材が官僚になるのを避けて、証券会社とか金融関係にばかり就職するようになっている。

官僚の中に無能な人間がどんどん増えればどうなるか。大多数の官僚はやっぱり自分のためというより、国のために仕事をしている。

それなのに、一部のろくでもない官僚と一緒にされて日本中から非難される。それならば、官僚になるのなどやめて、民間企業の、しかも金融関係の稼げる職業に就いて、自分のためだけに生きたほうが、まだマシだと、そう考えるのもしかたないと思う。

一生懸命、国のために自分を犠牲にして仕事をしているのに、官僚というだけで白い目で見られる。それならば、そんなバカらしい仕事などやめて、稼ぐが勝ち!そう思う人間が、どんどん増えてゆくことだろう。

感情的な官僚バッシングが、国を崩壊させる日は近いのではないだろうか。



基本的な部分の考え方は今でも変わっていません。

しかし、もちろん、すべての官僚批判が悪いと言いたいのでもありません。

たとえば、最近では財務省への批判が一部でありますが、あれは理由もはっきりしているし、間違った増税をやろうとしている、それに対する具体的な反論なので、ごくまっとうなものだと思います。

ですから、官僚を批判するなと言う意味ではもちろんありません。

政治がまともに官僚をコントロールできるような力を持つことが重要なのであって、官僚組織を潰せば良くなると言う話ではありません。

官僚が強すぎると言うなら、それは政治が弱すぎると言うことでしょう(財務省は確かに権限が集中しすぎているので、少し権限を分割したほうが良いとは思いますが)。

したがって、官僚批判の問題は、その数や賃金の問題ではなく、政治のだらしなさの問題だと思います。

その証拠に、今の民主党政権は、過去最高レベルでの官僚主導になっています。

政治家が無能だからそうなるのです。

従って、官僚を叩くしか能の無い政治家は無能なのです。

中央集権をぶっこわすとか言ってしまうのも、似たようなものです。

せっかく長年かけて作りあげた体制には良い部分もあるのですし、壊して一から作るなど大変な無駄であると同時に気の遠くなる時間がかかります。

安易に壊せだのぶっつぶせだの言う人間は信用してはいけないと思います。官僚批判に力を入れている人たちには、破壊主義者(=革命家)が多いのです。

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