右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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ユニクロ叩きの言い訳
土曜日はユニクロを叩けなどと書いてしまいました。

私は日頃から、単純に特定の人の集団を叩いて日本が良くなるとは思えないので、そういうのはやめたほうが良いと思っていました。

特に、単純な利権批判や既得権批判にたいしてはもうちょっと深く考えるべきなどと偉そうに言っておきながら、ユニクロ叩きをしろと、まあタイトルだけですが、グローバル化の問題はユニクロのような企業を叩けば何とかなるほど簡単ではないのは、もちろんわかっています。

国内の需要が先細りと予測して、また為替のリスクその他から、企業が海外進出して行くことそのものは、合理的な経済行動ですし、そうする企業を批判するのはやはり難しいですし、現状では、はっきり言えばしょうがない面が多いでしょう。

だから、国家がしっかりしなくてはならない、国際秩序を考え直す議論がもっとあって良いと思うのに、あいかわらず聞こえてくるのは「もっとグローバル化」「ひたすらグローバル化に適応せよ」と言う声ばかりで、政府が頼りないので、ある面、しょうがないと言えばしょうがないのはわかっています。

ただ、ユニクロの社長の場合は、あまりに滅茶苦茶なことを言っていたので、そこまで言うなら叩いて良いだろうと言う判断から具体名を挙げて叩きました。

私が叩いて良いと思うのは、日本と言う国にたいして害をなすような人々です。

この場合、利権とか既得権はかならずしもあてはまりません。叩く理由が利権や既得権だからと言うことでは、叩く理由として足りないのです。

利権や既得権が日本の国家を蝕むとか反日ならば叩いて良いと思いますが、かつて叩かれた利権として、商店街、ゼネコン、特定郵便局、あと最近で言えば官僚それ自体や公務員それ自体がありますし、TPPで言えば農協や日本医師会などもあるかもしれませんし、原発関連の利権と言うよくわからないものもありました。

しかし、これらの利権や既得権は、すべてが必ずしも反日な訳ではありません。一部に反日や国家に害をなすような人たちもいるでしょうが、その集団のすべてが反日であったり、社会に有害さをまきちらしている訳ではありません。

こういう集団を「利権だから」とか「既得権だから」と言う単純な理由、それだけでは叩く理由として明らかに不十分な根拠で叩くと言うのは、思考停止に他ならないと思います。

例えば、労働組合の評判も最近は良くありません。しかし、現在のように労働条件が悪くなっている状況では、労働組合は大切な人の集団です。

厳しい立場にいる今、労働組合それ自体を叩くと言うのは、はたして正しいのか?だれか、労働者の権利を守ろうとする集団があって良いと思います。

もちろん、左翼的・反日的な主張をしているならそこは許せません。しかし、それはそれで、労働者の労働環境を守るとか、雇用を守る、賃金アップを求めると言うことが、それじたい悪いとは思えませんし(インフレ下ならちょっと迷惑ですが)、現状のように、政府が何もしてくれないで、むしろ雇う側、企業の側に肩入れしすぎて経団連側の味方ばかりする現状で、マスコミや世論まで労働組合を叩くのはやりすぎと思います。

あとは、官僚で言えば、確かに財務省や日銀などはおかしなことをしているのはわかります。しかし、なら財務省や日銀を潰せば良いかと言うと、そういう話ではありません。

コントロールできる体制を整えるような、修正をすれば良い話です。

なのに、そういう体制そのもの、官僚組織そのものを潰せと言うのは、短絡的すぎます。

潰した後に、それに変わるものはどうやって構築するのか?

壊すことは可能でしょう。しかし、それに変わるもっと良いものを、一から作るなど、そう簡単にできないし、できたとしても、何十年もかかるに決まっています。

だから、中央集権をぶっ壊すとか単純なことを言う人たちは愚か者だと思います。壊した後のことまで考えているのかと。ですから、橋下氏も石原氏もあまり期待できないのです。

では、何を叩くのは良いかと言えば、まあ例えば、左翼を叩くのは結構なのですが、それも注意が必要です。

どうしても反左翼とか反共産主義とかに一生懸命になりすぎると、彼らと反対のことをすれば良いと言う単純思考にはまって、批判する側もおかしなことを言い出します。

新自由主義が良い例です。これは、現状の日本で新自由主義は明らかに有害です。日本の伝統・文化にもあいません。

アンチ○○の発想をくりかえしていると、自分を見失います。

まず、守るべき大切なものがあり、それを犯そうとしている集団がいるなら、排除もしくは弱体化させるべきだとは思いますが、モグラ叩きに一生懸命になりすぎていると、大切なことを忘れてしまうと思います。

では、何が大切か。保守なら日本の国柄と言うでしょうし、まったくその通りだと思います。

でも、最近思うのですが、それだけではなく、現状で言えば、日本の経済状態が良くないことが気がかりです。

以前の私ははっきり言って、経済のことはどうでも良いと思っていました。GDPが縮小しようが、国家の理念といして大切なものが守れるならば、経済のことなど優先順位が低いと思っていました。

ところが、そう単純なものではないようです。

経済力も国力の一つに違いありません。

経済力が無いのに軍事力だけ強めようとしても、極端な場合は北朝鮮のようになってしまいます。

国防ができても、国民を飢えさせるようでは落第国家です。

そういう点で、国防の問題も経済力とむすびついている訳です。

したがって、国力としての経済力を強めることはやはり必要なことだと思います。少なくとも、現状のように、どんどん経済力が低下して行くのは良くない。

そのためには、まずはデフレ脱却で、内需拡大、グローバリズムへの警戒心が大切かと思いますが、話はそう簡単に行くのかどうか、私にもよくわかりません。

こういう時代にあっては、たんなる経済学ではなくて、もっと総合的に国力としての経済、国民の経済を考えるような議論が大切なのではないかと思います。

その点で、少なくともグローバル化や新自由主義の観点から考えるのが間違っていることだけは明らかです。

では、どうすれば良いか。

さしあたっては、この本などを読んでみることがヒントになるのではないかと思います。

グローバル恐慌の真相 (集英社新書)グローバル恐慌の真相 (集英社新書)
(2011/12/16)
中野 剛志、柴山 桂太 他

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その答えについては、そう簡単に出てきませんので、これからしばらく色々考えて、時々このブログで書いてみたいと思います。

今日はそんなところで、結論が無くてすみません。

↓グローバル化と新自由主義などは日本の国力増大のための処方箋にはなり得ないと思われましたら、クリックお願いします。

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コメント
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| | 2012/02/11 (土) 10:36:06 [編集]
どうもありがとうございます。
管理人 | URL | 2012/02/12 (日) 12:56:23 [編集]
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