右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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「依存症」的発想から脱却せよ!
私が、左翼以外で一番間違いだらけの発想をしている典型と思えるのが、有名ブログである「依存症の独り言」氏です。

最新のエントリーでも「消費税を上げざるを得ない」と書いています。

まあ、いずれ上げることになるかもしれないのはわかりますが、不況下、デフレ下での増税、特に消費税増税はばかげています。理由はもう説明する必要も無いと思うのですが・・・

彼がもっと間違えているのは、小泉内閣時代にプライマリーバランス(財政収支)が一時的に改善したことの分析です。竹中君と同じことを言っています。改革したからだと。でもこれはウソです。

あの時は、日銀がまともなことをやったのと、アメリカがバブルだったから、日本の輸出が中国経由で増えたためです。

あの人のブログを続けているエネルギーは、はっきり言って「怨念」だと思います。少し前のエントリーに、国にたかる人たちに対するうらみつらみのようなものを書いていました。

たぶん、既得権とか言われている人たちを嫌っているのでしょう。

こういう「アンチ」の発想は間違いをひきおこしやすいものだと思います。悪いやつがいて、そいつらを倒せばなんとかなるように錯覚して、関係無い人を差別していることすらあるのです。まあ、ヒトラーやナチスと同じでしょう。

構造改革路線では、いろんな人たちを悪者にしてつぶしてきましたが、彼らをつぶしても何も良いことがなかったのは明らかでしょう。

ただ、失業者が増えてみんな困った。と言うか、若者や失業者などにしわよせが行った。弱者を無理矢理増やしたようなもんです。

別に彼らのせいで財政が圧壊したわけでもなく、デフレだからと言うことを認められない。

だいたい、少子高齢化の原因もデフレです。逆のことを言っているトンデモ本がベストセラーになったようですが、原因と結果を取り違えているでしょう。

それは簡単なことです。

デフレは、失業者や若者など、お金をもっていない人、これから稼がねばならない人たちにつけがまわります。

それが彼のような団塊の世代にはわからないのです。

若者が所得を得にくい状況では、結婚などできるはずがありません。日本人はフランス人と違い、婚外子など良いこととは思いませんので、生活が安定しないうちに結婚して子供を持とうなどと考えないのです。

結果として、少子化は当たり前なのです。

だから、有効な少子化対策は、景気回復しか無いのです。

そういうこともわからず、財政の悪化を既得権のせいにしている。

いい加減、政策の間違いに気づくべきです。

小渕内閣が公共事業やって、景気が回復しなかったのは、期間が短かったことと、プラス、財政出動だけでは足りなかったからと考えるべきでしょう。

小泉時代に唯一まともなことをやった、当時の日銀と同じこともあわせてやれば良いのです。

今は世界中が不況に突入していますから、小泉時代のように輸出主導で景気回復など不可能です。

相手に買う力が無いのに輸出しようとするのはアホです。

ならば、東北の復興事業を普通にやれば良いだけです。

デフレはお金の循環が悪いと言うことでもあるので、金をまわす、そのためには、財政出動だけではなく、日銀を何とかしなければならないと思います。

お金がまわらなくて運用先がなくて困っている金が銀行にごっそり貯まっている状況で、政府が国債を発行しなかったら、その金はどうなると言うのでしょうか?

そういうことを考えてみたことはあるのでしょうか・・・

こんな簡単なことも、なかなか理解できない。それはやっぱり、彼の持つ強い「怨念」が目をくもらせているのでしょう。

敵と思い込んでいる人たちを倒さない限り良くならないと決めつけている。実際には関係無いのですが。


まあ、私もデフレのせいとはなかなか気づけませんでしたが、でも日本の現状を見て、その状況での構造改革はなんとなくおかしいと思ったことは確かでした。

やはり依存症氏の年齢のせいにはしたくありませんが、なかなか自分の間違いに気づけないのかと思います。

財政の悪化も何もかも、既得権益者や霞ヶ関や亀井静香のような政治家のせいではなく、単にデフレのせいであり、それに気づかずみんなしてデフレを促進し続けてきたために余計に事態が悪化したなどと言うことを認めてしまったら、自分自身の自我が崩壊してしまうのでしょう。

そう考えると、お気の毒な方々です。

日本は公務員数も財政のレベルも、もともとがかなり小さな政府です。無駄な既得権益者は少ない国なのです。

予算の規模だって小さいですから、これ以上予算を削減などできません。そういうことをわかって言っているのでしょうか?

国にたかるような人がいるのは良くないのは当たり前ですが、それが少しでもいたら許せないとまで言うのは、異様な潔癖症です。そんな優先順位の低いことはほうっておいて、国全体を豊かにするほうに力を入れるのが政治の役割です。

また、彼は能力の低い人間や企業がきらいなようです。ダメな企業はつぶせみたいなことを簡単に言います。そういう発想がデフレを促進することにも気づかずに。

つぶれた企業に雇われている人はどうなるかとか考えない、頭が悪いのでしょうか?

いやいや、怨念やアンチの精神で発想するので、無意味なこと、逆効果なことをを一生懸命やりたがるのでしょう。

おまけに、現状で増税しても税収が増えなければ意味がないのに、タイミングも考えず増税をやろうとする。日本は成長しないと決めつけて(彼は決めつけてませんが、成長させる方法については知らないとしか思えません)、破滅の道をすすもうとする。

依存症氏は経済に関しては野田内閣と同レベルです。

団塊の世代の特徴なのでしょう。左翼ではなくても、異様な既得権批判のような革命家きどりであることがその特徴です。

また、高度経済成長期に育っているので、デフレを体験していないしその有害さにも無頓着なのでしょう。

一時、更新がストップしていたので、自分の間違いに気づいたのかと思っていましたが、どうも違ったようで、今後どういう主張をしてくるか、ある意味、楽しみです。
コメント
この記事へのコメント
はじめまして。

同感です。
彼は自分の発言に多くの矛盾や間違いがあるのにもかかわらず、指摘されても改める気はないようです。

国家観が異常なのでしょうか、デフレにより同胞、特に若者が苦しんでいる状況なのに、“将来世代へツケを先送りするな”と主張します。
私は今20代後半ですが、デフレという経済状況を先送りされた私たちに対して、責任は感じないのでしょうか。
私は自分たちの下の世代に、同じ思いはして欲しくありません。
彼は、年金・医療といった福祉を削減することには反対のようですが、彼の主張は政府の負債を無くせということでしょうから、矛盾しますよね。
所詮、自分が不利益を被ることは嫌だが、他人(働き盛りの世代)なら問題ないいう考えが根本にあるため公共事業には反対するのでしょう。
経済成長がなければ福祉を持続することは不可能だということが理解できないようです。
しまちゃん | URL | 2012/01/13 (金) 23:29:23 [編集]
しまちゃんさん、はじめまして

まあ、竹中氏とかもたぶんそうなんでしょうね。新自由主義や小泉をあそこまで持ち上げてしまったら、もう後へは引けませんから。

私もこの数年、自分の友人の中で3人も失業しました。うち二人は会社の倒産ですから本人に何の責任もありません。彼らは30代、40代、50代で、若者ではありませんが、この世代でも一部にしわ寄せが行っているんですね。

自殺者3万人以上と言うのがずっと続いていることにたいしても、間抜けな分析ばかりですが、根本は経済のせいですよね。

でも、日本人がまじめすぎるせいもあるでしょうね。依存症氏も、ある意味まじめな人なんでしょう。

日本人がギリシャ人みたいだったら、自政府の財政など気にせず景気対策をしたでしょうから。

官僚批判、既得権批判、公共事業批判・・・これらすべて、もともと左翼マスコミが国民にすり込んだ偏見が多いので、彼に限らず多くの人がその洗脳をすり込まれていることに気づかないと・・・

でも、最近はこういうことを書くと理解してくれる人が多くてうれしいです。

私は以前からこういう事を書いたり、橋下氏を批判したりもしていたのですが、そうするとコメント欄が反論でびっしりになるので、面倒になってブログをやめていました。

最近は少しずつですが、変わってきたようです。

三橋貴明氏や中野剛志氏らには本当に頑張って欲しいと思っています。
管理人 | URL | 2012/01/14 (土) 10:18:01 [編集]
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