右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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小沢は首相にふさわしくない
産経新聞の世論調査結果によると次の首相には小沢氏が良いと言う回答がトップだったそうです。

本社・FNN合同世論調査 「今、首相にふさわしいのは」

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が23、24両日に実施した世論調査で「今の首相にふさわしいのは誰か」との質問に、民主党の小沢一郎元代表が9・2%で首位に立った。


私はかならずしも世論を重視しませんし、そもそもマスコミのやる世論調査など、その方法からして信用していませんが、いずれにせよ、一部に小沢氏への根強い支持があるのは確かなようです。

しかし、私はちょっと前に書いた通り(「小沢に期待などできない」)、小沢はだめな政治家だと思いますし、首相には到底ふさわしくないと思います。

今日はその理由を重ねて述べたいと思います。
まず、世論調査の結果で小沢氏が次期首相にとの回答が10%弱なので、さほど多くの人が積極的に小沢氏が良いと思っている訳でも無いと思います。

引用した産経新聞の記事を見ると前回の調査では小沢氏は4%程度の7位で、トップは10%程度集めた前原氏だったようです。その後に、外国人献金問題で彼への期待がすぼんだため、その一部が小沢氏に流れて今度は彼がトップになったようです。

ですから、実際に小沢を根強く支持している人と言うのは、おそらく5%程度なのではないかと思われます。政治ブログでも一部に根強い支持があるようです。

では、彼らは小沢の一体どこに期待しているのでしょうか?

私は小沢をまるっきりダメ政治家としか思っていないので、理由を想像するのが難しかったのですが、ちょっと調べてみると、だいたい以下の3点でしょうか。

1.対米従属路線からの決別
2.検察への不信感
3.官僚支配からの決別

私から見て、小沢支持者の方々には陰謀論を好む方々が多いように思います。

なので、小沢信者としか言いようのない方々のように見えてしまいます(私は正直「○○信者」と言う言い方はあまり好きでは無いのですが・・・)。

小沢に期待などできない」で書いた通り、小沢一郎は、昔は新自由主義的な主張をしており、アメリカのポチ的な政治家でしたが、今は違います。

現時点では、対米従属路線からは決別しているように見えます。

アメリカへの従属をやめると言うのは、私としては大いに結構だと思いますが、しかし、やりかたは要注意です。

小沢氏のやり方は、急激にアメリカから離れるかわりに、急激に中国に従属しようとするだけのものです。これでは意味ありません。

従属先を変えるだけでは、国家の自立性を高めることにはなりません。

以前にも書いた通り、以前の小沢はアメリカの犬でした。それで保守系メディアからは支持されていたように思います。ところがその後は、左翼方面の支持を得るために、今度は中国の犬になっただけです。

彼は理念の無い政治家ですから、ただ権力を取りたいと言う意識のみで動いていますので、反米路線への舵取りは、今の日本がアメリカに従属しすぎて国益を損なっているなどと考えてのことではなく、あいかわらず中国寄りのマスコミを取り込んで自分への支持を集めるための作戦だろうと思います。


と言うことは、対中売国路線へ梶を切っただけの話で、せっかくアメリカから自立しても、中国に従属するのでは、現状よりも悪くなってしまいます。

アメリカからの自立は、長時間かけて慎重にやらねばなりません。短期的に簡単にできることではないのですし。かわりに他の国に従属するのでは意味がありません。憲法改正や核武装のほうが早道でしょう。対米従属から離脱を考えるなら、中国への接近よりもむしろ、まずはそちらを先にやるべきだと思います。

いずれにせよ、アメリカからの自立と言う点では一見して良さそうですが、そういう点から考えるとやはり彼にはとても期待できないと思います。

しかし、小沢氏の目論みは、ある程度成功しているようです。左翼マスコミが味方につけば、検察を悪者にして汚職をごまかすことができています。いや、それは言い過ぎかもしれません。

多数の世論は小沢に懐疑的でしょう。でもマスコミにも根強い擁護者がいるのも事実です。上杉隆氏が一番有名でしょうが、鳥越俊太郎なども「小沢問題は国会ではなく裁判でやればじゅうぶん」などと主張しています。

私は、確かに鳥越氏が言うのは正論だと思いますが、ならば自民党政権時代にマスコミはどうだったのだと言う話です。マスコミのダブルスタンダードが問題なのであり、実は小沢のスキャンダルは私もあまり重視していません。そこは私も多数派の世論とは違う点です。

現状では小沢問題に関しては、左翼マスコミはお得意の権力批判とも結びつき、検察を悪者にして、小沢はむしろ検察にはめられた、アメリカが日本の検察を動かして反米主義者である小沢を失脚させようとしていると言う陰謀論を小沢擁護に利用しています。

しかし、私はこれには無理があると思います。

自民党政権下ならマスコミは自民党の大物政治家を起訴した検察を疑いもせずに支持することでしょう。小沢だから反検察に力点を置いているだけの話です。

最近の検察への不信感はマスコミによって煽られたものです。きっかけは村木元局長の捜査での証拠の改ざんを朝日がスクープしたことがはじまりですが、ここからマスコミお得意の、煽り報道によって、検察の体質なるものが協調され、言ってみればマスコミによる検察潰しがはじまった訳です。

検察には色々と問題があるのはその通りと思いますが、この件は、むしろ一部の小沢支持派マスコミによって小沢擁護のために検察への不信感が利用されただけではないかと、同じ陰謀論なら、私はこちらの見方をむしろ信じたいと思います。

と言うことで、中国への接近および思想の左傾化により小沢は支持母体を左翼方面にも新規開拓した結果、一部のマスコミを味方につけることに成功し、タイミング良くあらわれた検察バッシングを利用して汚職をごまかして政治生命をつないでいる、と見るのがより正確なのではないでしょうか。

それから、小沢氏に期待されている3点目、官僚支配からの決別についてですが、これは何度も書いている通り、日本は官僚支配などではありません。

むしろ、つたない政治力による支配のほうが悲惨なことは最近の菅政権の混乱によって証明済みでしょう。

ただ、確かに菅首相は財務省にかなりコントロールされているとは思います。頭がからっぽの空き缶だからそうなるのでしょう。これは確かに問題ですが、それを言うなら、マスコミ全体が記者クラブを通じて財務省に洗脳されて、国の借金が900兆だとか言ってさんざん煽ってきたのですから、問題は複雑です。

政治や世論への財務省の影響力が過剰に強いのは確かだと思います。

小沢氏が財務省に過剰にコントロールされず、震災の復興においても、国債を発行して資金をすみやかに調達してやるべきことをできると言うなら、その点では菅直人よりはマシかもしれません。

しかし、そういう話ではなく、あいかわらずの「脱官僚」路線ならば、私から見てその根拠となっている日本の官僚支配説はほとんど陰謀論のようなものとしか思えません。

それに、小沢氏は人望がありません。人がついてゆかない。今の民主党を見ればわかる通り、ひたすら内ゲバばかりしています。

小沢氏が首相になったとしても民主党はまとまらないでしょう。むしろバラバラになるだけだと思います。

かつて小沢氏は「豪腕」などと呼ばれていましたが、やることなすこと最後はすべて失敗して「壊し屋」と呼ばれていました。人望が無いから上手く行かず、誰も信じられないから余計に人望を無くしてみんな離れて行くのです。

彼にできるのは金の力、選挙の力で、矮小な小沢ガールズを束ねることくらいです。

それも一時的なもので、いずれは彼女らも小沢に愛想をつかして離れて行くでしょう。と言うか、もともと無能で不要なカス議員ばかりですので、次の選挙で落選するでしょう。

ですから小沢氏にはとても国政をまかせることなどできず、民主党すらまとめられないでしょう。


また、そもそも震災の復興で普通にやるべきことをやると言うなら、自民党にいくらでも人材はいます。

谷垣氏は今回の世論調査で「首相にふさわしい人」としては下のほうでしたが、確かに私も彼はあまり期待できないと思います。

自民党では、すでに過去の人になってしまいましたが、麻生氏のほうがはるかに良いでしょう。麻生氏はマスコミの偏向報道による操られた政権交代の犠牲者ですから、私は、個人的にはもう一度名誉挽回のチャンスを与えて欲しいと思っています。

同じように安倍氏もマスコミに潰されたので、もう一度チャレンジしてもらっても良いと思います。

他にも、期待すべき政治家はいくらでもいます。

ここで必要なのは、口先だけの政治家とか、いわゆる細かい知識を持った「政策通」タイプの政治家ではなく、昔ながらの自民党のニオイを残した政治家、大局的にものごとを見ることができて、寝技もやれる「古いタイプ」の政治家のほうが期待できると思います。

一番良いのは平沼赳夫氏だと思います。現時点では最良の選択だと思います。

平沼氏もこのまま日本がアメリカに過度に依存した状態が良くないのはわかっています。だからと言って中国の犬になるようなことは絶対に無い人です。

また、脱官僚のようなたわごとも言いませんし、景気回復の必要性や、復興と強靱な国家の建設のため公共事業の必要性も理解されていると思います。

しっかりした政治的な理念を持っているので、政策を大局的に判断ができるでしょうから、財務省に過度にコントロールされた菅氏のようにこの期に及んで消費税などと言うことも無いでしょう。

小沢がどうとか言う暇があったら、平沼氏を応援しましょう!

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コメント
この記事へのコメント
小沢を首相に
今小沢を応援すると必ず、陰謀説が好きな連中と
揶揄してくる。
しかし実際の選挙では、小沢が勝利している。
マスコミなどが小沢たたきでつぶし、
結果としてろくな政治になっていない。
検察があれだけ調査しても起訴できないものを
意図的に悪人にされている。
まともに政治が出来そうなのは小沢くらいしか残っていない
高橋 巧 | URL | 2011/08/12 (金) 18:33:25 [編集]
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