右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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政権交代の正体
統一地方選では民主党が惨敗している。当然だろう。地震への対応以前に、スキャンダルで潰れかかっていた。

私は、民主党に政権交代した直後から、すぐにスキャンダルが噴出して、半年くらいで潰れると思っていた。しかし、思ったよりは長持ちした。マスコミんの偏向報道のおかげだろう。

自民党政権時代と同じスタンスで同じ厳しさでマスコミがちゃんと民主党について報道していれば、もっと早く潰れていたはずだ。
自民党時代に自民党が信用を落とした理由にはいくつもあるし、本質的に政策の問題であるという人もいるだろうが、私には小さなスキャンダルの積み重ねが効いたように思う。

特に、安倍ー福田ー麻生政権の間で与党の信頼を失わせた大きな要素のかなり多くが「小さなスキャンダルの寄せ集め」だったように思う。

具体的には、政治資金の収支報告書における事務的なミス、これがみつかった大臣はやめなければならないという圧力をみなで作り上げた。それから、首相や閣僚の言動、こちらも、失言したら大臣はやめなければならないという空気をみなで作り上げた。

そうやって大臣がコロコロ替わると、今度は大臣がころころ替えるとはとんでもないから、それは首相の任命責任という話に拡大していった。

そして支持率が下がって政権の運営ができなくなると、自民党時代には責任を取って首相はやめてしまったが、やめさせるような足をひっぱるようなことばかりさんざんしておいて、いざやめたらさぞ喜ぶだろうと思ったら、今度はやめたらやめたで非難される。何がしたいのか!?私には理解不能だった。

ようするに、何が何でもやめさせて潰さなければならない、そういう空気になっていた、そしてそう言う空気による政権交代ということが大きかったと思う。

それぞれの政権がやろうとしている政策が正しいかどうか、その成果がまったく出ていない段階で、細かなスキャンダルや、過去の政権の失策(年金問題など)を批判されて潰れてしまったというのが実体だと思う。

ならば、民主党に政権交代しても、もしマスコミが同じ基準で民主党に目を向ければ、同じようなスキャンダルが噴出してすぐに潰れるのは当たり前と思った。

民主党は野党の頃から何かで自民党批判をすれば、それがブーメランとして自分に返ってくるというのをしょっちゅうやっていたのだから。年金記録の話とか、もう忘れ去られているようだが。

だから一瞬で潰れると思ったが、実際には、最初の半年くらいの間マスコミは、そういうスタンスはとらなかった。私にはこれはマスコミの偏向と見えたが、冷静に考えると、政権交代のある国では、交代してしばらくの間はお手並み拝見ということで、揚げ足取り的なことは控えるそうである。

だから、かならずしもマスコミの偏向ということだけではないのかもしれないが、その後に民主党政権が徐々に信頼を失いはじめると(私ははじめから信頼していなかったが)、自民党時代と同じようなレベルで民主党もマスコミから追求されるようになってきた(私にはまだまだ甘いように見えるが)。

少なくとも民主党は、野党だった当時、自民党に対して、大臣のちょっとした事務的なミスと言える程度のもの(政治資金の収支報告書の間違い等)でも、大臣にはふさわしくないと言ってやめるように圧力をかけていた。違法行為のレベルであればなおさらである。

私は正直、政治献金の処理についてのミス程度のことならば、いちいち大臣をやめる必要などないと思うが、そうしなければダメと言ってきたのは民主党自信だし、マスコミ関係者もずっとそう言ってきた。

自分たちがそう言ったなら、自分たちがそれをやったらやめるのが筋だろう。

そして同じく腹が立つのは、マスコミ関係者である。彼らも、政権交代した途端にスタンスを変えて、例えば鳥越俊太郎のように「小沢一郎の問題は国会でやるのではなく裁判にまかせるのが当たり前」と言い出した。

そりゃあ、考え方としてはその通りと思うが、ならばどうして自民党政権時代にはそういう発言はしなかったのか!?と彼に聞いてみたい。私は昔からそう思っていたし、そう言っていた。

でも、鳥越俊太郎やその他いくらでもいるが、自民党の時はダメと言っていたことを、民主党ならば「まあ良いじゃないか」と豹変した者たちがマスコミ業界に結構多いにもかかわらず、そのことに気づく人は少ない。

そもそも、閣僚が、事務手続きのミスと言える程度のことでいちいち辞任したり、少々の言動がいちいちバッシングを受けたりするほうがおかしいとは思わないのだろうか?

まあ、思わないのだろう。

前原が外国人から違法献金を受けて辞任した際に、みのもんたは、「もう政治家には1円も金を渡してはいけない、政治資金も一切禁止して、政党助成金も廃止、お金をかけずに政治をやる人だけにやってもらえ」みたいなことを言っていた。

こういう幼稚でヒステリックな極論ばかりがはびこる。

もしかして、これが「国民目線」と言うものだのだろうか。だとしたら日本もおしまいだろう。現実を知ろうともせず(知ってるはずなのに)、滅茶苦茶に厳しいことを言って、大金持ちしか政治家になれないようにしようと言うのだろうか?

と言うことは、結局は昔のように貴族政治にもどせと言うことか?川村たかしのやっていることも、究極的には同じ方向だろう。

何か話が逆になっているとしか思えない。そこまで細かいことに厳しく言うのは、偽善である。

金銭的にクリーンな政治家が、良い政治をやるかどうか、これは別問題である。いつまでも子供みたいなことを言うのはいいかげんにやめてほしい。

今の日本では、何か立場的に目立つ人たちがちょっと失策したり不正したりということを、自分が直接被害を受けたわけでもないのに、異様に叩く風潮が強い。

民主党は、じぶんたちが野党の時にそういう空気を利用して、さんざんそれに乗っかってきた。だから今回のことは自業自得だろう。

しかし、こういうことを続けていれば、また自民党に政権がもどっても同じ事のくりかえしである。ミスは無くならない。

そうやって国民は既存の政党にひたすら不信感をつのらせたあげくに、「今までの人たちとは何か違う」と言う程度のあやしげなものに飛びついて、もっと痛い目にあうのは目に見えていると思うのだが、知らないものは綺麗に見えるのか・・・

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