右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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チベット問題で大切なこと
さて、今日も留守にしているので、これまた予約投稿です。レスは遅くなると思います。というか、映画「靖国」の話へのレスはもうしません。あとの議論は皆さんにおまかせします。

ところで今日の話題へ・・・。チベット弾圧の問題をうけて、現在ヨーロッパを走行中の聖火リレーが抗議を受けてまともに走れない状態になっているようです。

私も長野に聖火がやってきたら、妨害のために突っ込んでみようかと思っています。
というのはウソです(笑)。

しかし、欧州人の「人権」意識にはすさまじいものがありますね。今回のような話ならば、つまり中国共産党によるチベット人への弾圧への抗議ということなら、欧州人のやっていることはなかなか立派だと思いますが、これはたまたま正しいだけで、彼らの独善性の強さのあらわれでもあると思います。

同じように、「フリーチベット」なんて叫んでいて、これは耕さんも不快に思っておられるようですが、私も似たようなことをちょっと思いました。

チベット問題で主張すべきなのは、中国共産党によるチベット人虐殺や弾圧への糾弾が第一ですが、そのとき重要なのは、普遍的な「人権」とか「自由」とかいう問題ではありません。

普遍的な「人間の権利」ではなく、あくまで「チベット人の権利」が守られ、そして普遍的な「自由」ではなく、あくまで「チベット人としての自由」が守られることが大切なのです。敬虔な仏教徒としてのチベット人の権利と自由(というかその生き方)が守られなければならないのです。

西欧人はそこをわかっていません。何か革命みたいのをおこして普遍的な人権と自由をチベットにももたらすというわけではないのです。中国共産党支配から開放した後に、普遍的な人権やら自由を大事とする西欧みたいな国ができてしまうのでは、あまり意味がありません。

中国共産党の支配を排除できたとて、欧米人らの価値観にすぎぬ「人権」や「自由」などをチベットに注入するというのでは、あいかわらずチベットがチベットでないものに支配されつづけることに何らかわりありません。

もちろん、それぞれに支配される「悲惨さ」の程度は全然違うでしょうし、現状のように、あまりにも露骨な人権侵害がなされているチベットの状況で、人権と叫んだり、まったく何の自由もない状態で自由を求めたりするのは、わからないでもありません。現状よりはよほどマシでしょうが、やはりスローガンとしては「人権」とか「自由」ではなく「チベットの独立」こそ正しいのだと私は思います。

チベット人の権利もチベット人なりの自由も、チベットが独立できてはじめて守れるものです。

そのために、チベット人は戦わねばなりません。もちろん現状では人民解放軍にかなうはずもありません。そういう状態ではテロでも何でもやるしかない、それくらいの覚悟を示さねば、独立を勝ち取ることは難しいでしょう。もちろん武力だけが戦いではありませんが。

そうやって、ある程度戦ってはじめて、チベットの安定のために国連軍を派遣しようかとか、武器供与くらい考えようかと、国際世論を盛り上げて中国を叩こうなどとなるのです。

にもかかわらず、ダライ氏は、聖火の妨害はやめるようにとか、戦ってはいけない、みたいなことを言っていますが、これはちょっと・・・と思います。

私はダライ氏は立派な仏教徒であると思いますが、あまりにも仏教徒すぎるために、チベット人は滅びてしまいつつあるようにも思えます。

たとえば、チベットの仏教は日本のニセモノの仏教と違って本当ですから、みんな出家します。優秀な男子ほど出家するらしいです。従って、子孫は残せないのです。チベット仏教に親鸞はいませんでしたから。

そうなれば、優秀な血が絶えてしまう。また非武装平和主義的な発想が中国共産党の侵略を容易にしてしまった面もあります。

もちろん、侵略する側が悪いにきまっていますから、日本も世界もチベットを守らねばなりませんが、肝腎のチベット人の皆さんにも独立のために戦う覚悟を示してもらわねば、他の国々も応援のしようがありません。

・・・とまあ、こういうことを現状のチベットの人たちに言うのは、あまりにも酷でしょうから、ともかく中国にオリンピックを簡単にやらせてはいけません。

誰かが言っていましたが、中国での開催をやめて(というか最小限にして)、周辺諸国での分割開催にしてはどうかというのも、真剣に議論すべき時でしょう。

日本は場所を提供するよとメッセージを発進すべきです。ところが媚中派の福田が首相ですから、日本ときたら、まったく呑気なものですね。

フランスやらドイツみたいに開会式くらいをボイコットしたとて、中国には効果ありません。もっと上を行かないとだめであり、それにはやはり、開会式のボイコットは当然としても、多くの競技を周辺諸国で分割して開催することにすべきです。

なるべく中国でやらないようにする。まあ可能かどうかはわかりませんが、そういうことを政府が正式に発言することが大事なのです。

・・・と言っても虚しいですね。福田がそんなことをするはずもありませんし、小沢も似たり寄ったりでしょう。

とりとめなくなってきたのでまとめますと、中国によるチベット弾圧の問題では、普遍的な人権とか自由という問題ではなく、チベットの独立こそが重要であるということ、それから、北京五輪を成功させてはならない(少なくとも日本はお人好しに協力などすべきでない)ということ、この2点につきると思います。

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コメント
この記事へのコメント
えっと、二点程、指摘させて頂いてもよろしいですか。

チベット民族のアイデンティティの中核には、仏教が深く根付いています。そしてその仏教は殺生を禁じています。

ダライ・ラマ猊下の主張される「非暴力」というのは、決して綺麗事ではなく、暴力で闘ってしまったら、たとえ政治的自由を確保できてもチベット民族の魂の奥底に癒しがたい傷跡を残す事になる、という事ではないのでしょうか。

もう一点。武力抵抗をしてしまったら、チベットはチェチェンや旧ユーゴの紛争と同列になってしまいます。今現在、チベットが人権にお節介な程うるさい欧米の圧倒的な支持を得ているのは、「非暴力だから」なのではないでしょうか。暴力に訴えた瞬間、チベットは倫理的な高みから滑り落ちてしまうのではないかと思います。

蛇足ですが、自分は「フリー・チベット」を、「チベットに自らの宗教を守り伝える自由を!」という意味だと解釈しております。欧米人がどのように言おうが、それに自分なりの意味を見出せばいいのではないでしょうか。

乱文失礼しました。
mukke | URL | 2008/04/10 (木) 20:28:07 [編集]
署名活動
かず | URL | 2008/04/11 (金) 07:03:58 [編集]
mukkeさん、どうもはじめまして。

コメントありがとうございます。レスを書いていたんですが、長くなったので新しくエントリーとして立ち上げました。

http://drmccoy.blog39.fc2.com/blog-entry-137.html

です。よろしかったらそちらへどうぞ。
管理人 | URL | 2008/04/11 (金) 10:17:19 [編集]
チベットは独立国
難解な文章でした。所で忘れてならないのはチベットは独立国である、と言う事です。歴史的に見ても(吐藩国)、また今回の戦いでもアメリカはチベットは中華民国=蒋介石政権の及ばぬ範囲(国)として蒋介石支援の軍の通過をあきらめました。そのチベットへ侵攻・侵略したのが中国共産軍なのです。だから「撤退」が筋です。まして民族浄化なんて悪魔の仕業です。チベット人の人権や自由はその次の事です。まずは中国共産軍の撤退が最優先と私は考えます。
次に、これは意見が分かれますが、日本の大乗仏教も仏教の教えの一つです。小乗仏教(上座部仏教)が釈迦本来の教えのように思えますが、それには「出家」が不可欠です。しかしそれでは信者は増えません、しかも救えるのは自分一人です。諸事情により出家できないものの同じ心を持つ「在家信者」だって信者です。多くの人を救う(往生、仏)ためには大乗仏教は必要なのです。お釈迦様も「出家」にこだわっていては限度がある、多くの人の心の救済の為には大乗仏教を望んでいたのではないでしょうか?大乗仏教が成立しなければ「仏教」は単に地方の一宗教で終わっていた事でしょう。
Ⅲ号戦車 | URL | 2008/04/11 (金) 17:38:42 [編集]
>III号戦車さん

ややこしかったですか?次のエントリーはもっとややこしかったかも。

ともかく、今の私の考えは、チベット人がどうしたいのかイマイチわかりませんが、ともかく中国共産党の侵略をやめさせて人民解放軍にチベットから撤退せよと言うことですね。

そのために日本政府は決断をして、かなりのリスクもある行動もおこさなければならないと思います。戦争をしろとは言いませんが、中国を少々痛い目にあわせる必要があると思います。短期的な国益を損ねることになったとしても、それが長期的な日本の国益およびアジア全体の利益になることだと思います。
管理人 | URL | 2008/04/11 (金) 22:56:09 [編集]
ややこしくても結構
どんなにややこしくても結構、ここはあなたのブログですから・・。気の向くまま、ご自由にお書き下さい。人にわかってもらえるように書こう・・なんて思って書くと言いたい事から焦点が外れます。文の辻褄なんて気にしないで下さい。
また気に入らないコメント(趣旨を理解せずに言葉尻を捉えて批判する・・)等は無断削除OKですよ。
一切のコメントを受け付けないブログ(何故か左翼系のブログでこれまた不思議に上位にランクされている)や管理人の承諾がないと載らないブログもたくさんありますから・・。
Ⅲ号戦車 | URL | 2008/04/12 (土) 10:42:35 [編集]
戦車さん

貴重な助言をありがとうございます。

ただ、まあ今回の左翼スイーツさんとROM太郎さんの議論なんかも参考になりましたし、(ROM太郎さんの勝利でスイーツ氏は逃走しましたね)、ああいうことを自分が時間があればやりたいとは思っているのですが・・・


現状ではできていませんが、そういう余地も残してゆこうと、左翼スイーツさんが来てくれたのも、私としては結局はありがたかったということですしね。ROM太郎さんのような方がいてくれたおかげですが。

私は議論から抜ける場合がありますが、みなさんでかわりにしていただけると、とてもありがたいです。あんまり思わぬ方向に偏ると困りますが・・・

ともかく、アドバイスありがとうございました。これからはもっと気楽に続けたいと思います。
管理人 | URL | 2008/04/13 (日) 09:59:55 [編集]
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