右余極説
右翼ではなく余り極端でもなく説明したい(笑)
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松坂の醜態は改革者たちの姿
このところ、テレビではメジャーの開幕戦を放送しています。どうやら日本でやっているようです。

私は野球は好きでしたが、メジャー嫌いなのでまず見ないのですが、テレビのチャンネルを落ち尽きなくひっきりなしに変えるという悪癖があるため(最終的にはテレビを消す)、たまたま目につきました。

そして、ふと見ると、ベンチにいる松坂のアップでした。その時の松坂のあまりの醜い様子に、大きく失望したのです。

というか、私はもともと松坂に何の期待もしていませんし、どうでも良い選手と思っています。
以前には「さらば松坂よ」でこんな事を書いたくらいですから。

ところで、松坂ですが、レッドソックスの入団記者会見では、まるで少年のような表情をみせて、彼流の言葉で「夢」について語って無邪気に喜んでみせました。

本当に彼は少年のようだ、というか、彼のふるまいはまるで幼児同然だというのが私の印象です。

しかし、彼みたいなのに最近の野球少年達があこがれているのかと思うと、正直、絶望的な気持になります。

薄汚い茶色とも何ともつかない色で染められたあの頭髪。口には意地汚くガムをほおばり、ひっきりなしにくちゃくちゃと落ち尽きなくアゴを動かしている。ガムを噛むのをやめたかと思うとひまわりの種かなにかをほおばり、その残骸をそこらじゅうに吐き散らかすみっともなさ。何でしょうかこれは。

メジャーリーガーに憧れるあまり、彼らのやっている醜い行為まで真似せずにはいられない、そういうみっともなさを格好良いと勘違いしている愚かさは、見ていられません。

自らすすんで日本人としての美風を捨て、二流アメリカ人になることに喜びを見いだすなさけない男。それが松坂の今の姿です。

そういう点からすると、イチローやらマツイはまだましです。

しかし、アメリカ人のやることはなんでも素晴らしいと思って、その悪いところまで真似しようとするというのは、戦後日本人のごく一般的な姿と言えるでしょう。

二流アメリカ人、二等白人みたいにふるまって喜ぶ日本人はかなり多いと言えます。何より、戦後の日本という国が、他国の軍隊の駐留を許し、ウソかホントかその国に守って貰っているという神話とひきかえに、経済でもなんでも宗主国の言うなりの、ほとんどアメリカの属国と言っていいすぎなら、保護領(テリトリー)みたいな様相を増しつつあるのですから。

日本はまるでプエルトリコみたいなもの、というのは若干は言い過ぎかもしれませんが、そういう皮肉の一つも言いたくなります。自国を自分たちで守ろうともしない、さらには国の主権すら守ることを軽視して、目先の経済的利益を重視したり、アメリカや中国の政治的圧力に簡単に屈したりという醜態をさらし続けています。

ですから、そういう戦後の日本と日本人のふるまいを思い起こせば、松坂はごく平凡な日本人にすぎなかった、野球以外の面ではごくありふれた人間にすぎなかったということです。

ただ、中でも特に、アメリカ流の経済学にかぶれ、日本をアメリカのように改造しようとする恥知らずな人々と、今の松坂の姿がよく重なって私には見えます。こういうのは実はサヨクにもよくいて、サヨクはスウェーデンとか北欧の国の真似をしたがります。ホシュはアメリカの真似が好きです。

「改革」を声高に叫ぶ人たちというのは、その政策なり制度なりが海外で若干の成功をしたということだけをもって(それすらも私からすると根拠薄弱)、その真似をしなけば日本は置いてゆかれるかのごとく言い立てます。

そうして、日本のシステムを欧米の劣化コピーにせよと言っている、それが改革の正体です。そういう日本人の性質というのは明治維新のころから見られたようで、福沢諭吉はそういう人たちを嫌っていました。

丸山真男によって合理主義者・実用主義者のごとく歪められた福沢諭吉でしたが、実際の彼は、欧米のものまねばかりする軽はずみな改革論者をとても嫌っていたのです。

諭吉は欧米の猿真似をしたがるものたちを「開化先生」とよび、そのやり方を「心酔者流」「改革者流」と読んでからかったほどです。

諭吉が重んじたのは「公智」と「公徳」であり、その上に「国民の文明」を築こうとしたのです。公智も公徳も、その公は国民性に由来するものなのです。

最近の改革論、いや戦後日本の姿勢そのものが、諭吉によってからかわれたものと同じ欠点を持っています。

それは「日本人の国民性への配慮が圧倒的に欠けている」ということです。

ひたすら外ばかりみて、その真似を続けさえすれば良いと簡単に思っているが、決して自分たちの足元や歴史を見つめようとしない。いずれ外に答えが無いとわかって、自分たちは何物であるかということこそに大きなヒントがあることに、気づいてくれると良いのですが・・・

グローバリズムへの開化先生が、アメリカへの心酔者流の、構造改革と言っておけば良いとしか思っていない改革者流のやりかたで満たされているのが戦後日本のエコノミスト連中を中心とした日本全体の主流派たちの言説なのであり、そういう情けない傾向は今後も続くことでしょう。

これこそが文明の危機と言えるものではないか、松坂の醜態をながめていて、そんなことを思った次第です。

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コメント
この記事へのコメント
藤田田かく語りき
 日本マクドナルドの元社長、故・藤田田氏は
 「日本人の味覚をアメリカ人並みに画一化し、マクドナルドの味しか分からない様にすれば、日本の若者は金髪になるだろう。」
 と豪語していたものです。当たりました。

 私は、「ユダヤの商法」を万能と信じる人々に共感出来ません。アメリカ型マーケティングではなく、昔ながらの日本人の味を大切にする業界第2位のモスバーガーには、ソースに味噌と味醂が入っています。
 
くまがわ直貴 | URL | 2008/03/27 (木) 20:39:06 [編集]
そのとおりだと思います。
二流白人になって喜んでいる日本人には本当に虫唾が走るとしかいいようがありません。

私はサッカーが嫌いで、愛国者の癖に日本をほとんど応援しません。日本代表見ていると、二等白人(もしくは国籍不明の意味不明の風貌の奴)の集いのように見えるでしょう?(笑)
| URL | 2008/03/27 (木) 23:58:17 [編集]
>くまがわさん

どうもこんにちは。私はマクドナルドが大嫌いで、社長も本当に大嫌いだったのですが、そういうトンデモないことを言っていたのですねー。

最近のマスコミは、スポンサーのご機嫌取りばかりしているので、オリックスの宮内とかトヨタの奥田とかキャノンの御手洗とか、ああいうろくでもない奴らへの批判がぜんぜんされませんよね。マスコミも、政治家とか官僚とかの批判ばかりで、自分たちの商売に影響しない叩きやすいものばかり叩いているという感じで、ネットではもっとマスコミとは別の視点で、こういうクズたちも叩いて欲しいと思います。


>耕

おや!うれしいですねえ。というのも、実は私もサッカーが大嫌いなんですよ。それで、石原慎太郎あたりがワールドカップサッカーの日本の盛り上がりを見て、愛国心だーみたいに言っていたのを聞いても、何か違和感を感じていました。

そもそも日本人がサッカーみたいなものに夢中になっていることそもののが、どこか日本人がおかしくなってしまった証拠だと思いますね。
管理人 | URL | 2008/03/28 (金) 09:02:12 [編集]
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